ボルボ、新型EV「EX30」を発表 小型プレミアムSUV

2023年6月11日 08:00

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ボルボEX30:発表資料より

ボルボEX30:発表資料より[写真拡大]

  • ボルボEX30:発表資料より
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 ボルボは7日(現地時間)、新型EV「EX30」を発表した。ボルボとしては最もコンパクトなSUVとなる小型の電気自動車で、欧州をはじめとした一部のマーケットで注文受付を開始している。日本を含むその他のマーケットは今後、案内が行われる予定。欧州での価格は、約36,000ユーロからとなっている。

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■サスティナビリティ

 二酸化炭素の排出を現行EVモデルの約70%まで削減したEX30は、ボルボにとってのサスティナビリティの大きな1歩を踏み出したモデルである。

 アルミニウムやスチールの使用量を減らしながら、リサイクル素材を多く使用しているのもポイントとなっている。EX30としては全体の17%がリサイクル素材となっており、ボルボのラインアップの中でも最も高い割合だ。インテリアに関してもウール混紡素材など再生可能素材などを積極的に使用するなど、環境への配慮も考えたモデルとなった。

■EX30の諸元

 コンパクトだがハイパフォーマンスとうたわれるEX30は、欧州ではシングルモーター、シングルモーター・エクステンデッドレンジ、ツインモーターが設定されている。日本向けのホームページでは最高出力が272ps、最大トルクが343Nm、バッテリー容量が69kWh、0-100km/h加速が5.4sと案内されている。

 欧州仕様から読み解くと、これらの記載はシングルモーター・エクステンデッドレンジにあたるため、おそらく国内導入はシングルモーター・エクステンデッドレンジとなる。なおツインモーター仕様の0-100km加速は3.6秒で、ボルボ史上最速の加速性能を実現している。

 気になる走行距離は街乗りで411.3マイルとなり、km換算すると約662kmである。さまざまな走行シーンを組み合わせると、約480km。どちらも十分な数字に思える。車両サイズは、全長4,233mm、全幅1,837mm、全高1,549mm。

■主要装備

 安全性、快適性、コネクティビティを重要視したEX30は、12.3インチのコンバインド・センターディスプレイにすべての情報を集約している。運転席正面にはメーターは存在せず、必要に応じてディスプレイ表示を変えることができる。

 ステアリングホイールはスクエアデザインを採用し、ステアリングスイッチは割り当てをカスタムすることも可能。またラゲッジスペースは318リッターを確保した上で、さらにラゲッジ下、ボンネット下にもスペースが用意されている。

 座席は電動調整機能やシートヒーターを装備、スリムなフォルムを実現している。他にもワイヤレス・スマートフォン・チャージやUSB Type-Cポートは前後に2つずつ用意している。

 安全・運転支援機能は駐車時に使用できるパーク・パイロット・アシスト、車両を俯瞰して見ることができる360度ビューカメラ、車線変更なども行うパイロット・アシストなどを搭載。充電残量にはリマインダーが設定されており、20%以下になると、自動で現在地周辺の充電ステーションを検索する。充電ステーションを目的地に設定した場合は、充電速度を向上させるバッテリー・プレコンディショニングも行う。

 コネクティッドの面ではデータ通信を利用したOTAアップデート、5G通信、Snapdragonコックピット・プラットフォームなどを搭載している。(記事:キーパー・記事一覧を見る

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