雪印メグミルクは決算見通しの増額修正が好感され1カ月半ぶりに年初来の高値を更新

2023年4月26日 11:20

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■売上高が予想より増加、エネルギーコストは想定を下回る

 雪印メグミルク<2270>(東証プライム)は4月26日、次第高となって上値を追う相場となり、午前10時前に5%高の1913円(91円高)まで上げた後も値上がり率4%台後半で推移し、約1カ月半ぶりに年初来の高値を更新している。25日の15時に2023年3月期の連結業績予想(決算見通し)の増額修正を発表し、好感買いが先行した。3月決算の発表は5月15日を予定している。

 発表によると、23年3月期は、第4四半期に売上高が予想より増加したほか、原材料およびエネルギー価格の上昇幅が想定よりも下回った。通期の連結業績見通しは、23年2月の前回予想に対し、売上高は0.7%上回る5840億円の見込みに見直し、営業利益は同18.2%上回る130億円の見込みに、親会社株主に帰属する当期純利益は同7.1%上回る91億円の見込みに見直した。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】業績上方修正のバリュー株に注目、最右翼は電炉株・大手商社株(2023/02/06)
【株式市場特集】再利用(リユース)、再資源化(リサイクル)、ごみ減量化(リデュース)の「3R」関連株(2023/01/30)
【株式市場特集】円高メリット株のうちSPA(アパレル製造小売業)、SPF(家具製造小売業)、SPS(靴製造小売業)などの製造小売株に注目(2023/01/23)
【株式市場特集】新型コロナと季節性インフルエンザの同時検査の抗原検査キット関連株が突破口(2023/01/16)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事