関連記事
CATLのナトリウムイオン電池、世界で初めて量産EVに搭載へ
記事提供元:スラド
中国CATL(寧徳時代新能源科技)は16日、ナトリウムイオン2次電池(NIB)が、中国の自動車メーカーChery Automobile(奇瑞汽車)のEVに採用されたと発表した(日経クロステック)。
NIBは地球上に豊富に存在するナトリウムをベースにしており、現在主流のリチウムイオン2次電池(LIB)で使用されているリチウムの価格が高騰しても価格的な影響も少ないとみられている。中国では電池メーカー数社が既にNIBの量産を開始済みとされている。今回の発表では奇瑞汽車のEVの車種や発売時期、NIBの搭載容量などは未公表だという。一方でLIBの主要原料である炭酸リチウムの中国でのスポット価格は、大幅に下落中であることから、NIBのLIBに対する価格的な競争力を懸念する見方もある模様。
スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | テクノロジー | 電力 | 交通 | 中国
関連ストーリー:
中国CATL、ナトリウムイオン電池を発表。商用化へ 2021年08月03日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク