上場2日目のispaceは1000円(公開価格の3.9倍)で初値つく、民間初の月面着陸を26日にも実行

2023年4月13日 12:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■月面探査プログラム「HAKUTO-R」を推進、月開発事業を行う

 4月12日に新規上場の月面開発事業会社ispace(アイスペース)<9348>(東証グロース)は13日、午前11時過ぎに1000円(公開価格254円の3.9倍)で初値がつき、その後1162円(同4.6倍)まで上げ、前引けは1135円(同4.5倍)だった。

 月面開発の事業化に取り組み、民間の技術を結集した月面探査プログラム「HAKUTO-R」(白兎-R)を進めている。設立は2010年9月。月着陸船(ランダー)を22年12月11日(日)16時38分(日本時間)に米国フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地40射点より打ち上げた。

 そして、4月12日発表のニュースリリースで、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1のランダー(月着陸船)の月面着陸予定日時を、最短で2023年4月26日(日本時間)に設定したと発表し、ランダーは、4月12日時点で近月点(月に最も近い地点)高度が約100km、遠月点(月に最も遠い地点)高度が約2300kmの楕円軌道で月を周回しているとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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