9日のNY市場は下落

2023年3月10日 07:26

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;32254.86;-543.54Nasdaq;;11338.36;-237.65CME225;28000;-370(大証比)

[NY市場データ]

9日のNY市場は下落。ダウ平均は543.54ドル安の32,254.86ドル、ナスダックは237.65ポイント安の11,338.36で取引を終了した。新規失業保険申請件数が増加したため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化懸念が後退し、金利低下に伴う買いが先行。昼にかけ、バイデン大統領が24年会計年度(23年10-24年9月)の6.9兆ドル規模の予算案を発表、富裕層や法人の増税が含まれることが嫌気され、売りに転じた。さらに、暗号資産関連のシルバーゲートキャピタル(SI)に続き、テクノロジーなど新興企業向けの商業銀行サービスを提供するSVBファイナンシャル・グループ(SIVB)株の急落で、地銀などの含み損拡大が明らかになりつつあり、終盤にかけて先行き警戒感から売りが加速。下げ幅を拡大して終了した。セクター別では、銀行が大きく下落。シカゴ日経225先物清算値は大阪日中比370円安の28000円。ADR市場では、対東証比較(1ドル136.12円換算)でトヨタ自<7203>、ソニーG<6758>、NTT<9432>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>、ファナック<6954>などをはじめ全般売り優勢となった。《YN》

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