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F&LC、CYBOZU、ユニプレスなど(訂正)/本日の注目個別銘柄
下記の通り修正します。
(誤)オークマ 2840 +300
(正)オークマ 5840 +300
<9983> ファーストリテ 28200 +1050大幅続伸。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比21.3%増となり、1月の同10.9%増から伸び率が拡大。客数が同3.9%増加したほか、客単価も同16.8%上昇している。前半は冬物がけん引し、後半は一転して気温上昇で春物が伸びたもよう。今年に入って一部春夏物商品の値上げを実施した中にあって、想定以上に順調な売上推移とも受け止められているようだ。
<2670> ABCマート 7060 +310大幅反発。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比39.8%増、12カ月連続でのプラス成長となり、当該期間中の伸び率は1月の21.8%増を超えて最高水準に。客数が同26.5%の増加となったほか、客単価も同10.5%上昇している。上旬は冬物が好調だったが、中旬以降はスニーカーなどがけん引へ。免税売上なども好調に推移しているようだ。
<3563> F&LC 3650 +270大幅反発。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比0.2%減、9カ月連続のマイナス成長となったが、10月以降は2ケタの減少基調が続いていたため、減少率は大きく低下している。客数が同1.7%減と減少幅が狭まり、客単価は同1.5%上昇している。全店売上高に関しては8カ月ぶりのプラスに。イートインが堅調に推移。想定以上に速いタイミングでの回復と評価されている。
<6103> オークマ 5840 +300大幅反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も5600円から7000円に引き上げている。技術力の優位性によるシェア拡大を背景に、中国本土や北米地域を中心に同社の受注高は工作機械全需を長期間上回っていると指摘。また、来下半期以降には世界各国でEV投資需要が拡大するとみられるが、その恩恵を大きく享受する銘柄として注目するべきタイミングとも判断のようだ。
<4776> CYBOZU 3035 +414急伸で昨年来高値を更新。本日、3月25日に開催される定時株主総会の招集通知が公表された。この中では22年12月31日現在の大株主上位10名が掲載されているが、個人投資家の井村俊哉氏が99万2000株、2.16%の株式を保有する第8位株主となっていることが明らかになった。井村氏は三井松島をはじめ保有銘柄の株価が軒並み上昇し、個人投資家の注目を集めていることで、思惑買いが先行する状況のもよう。
<2685> アダストリア 2314 +84大幅続伸。前日に2月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比24.8%増となり、12カ月連続でのプラス成長となっている。増収率は23年2月期の中で最高水準に。客数が同15.7%の増加となったほか、客単価も同7.9%上昇している。気温の上昇と新生活に向けた需要で春物の販売が好調に推移したもよう。また、自社ECで1000円クーポンを配信したことも売上増加に寄与。
<2910> ロックフィルド 1539 -16小幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は13.1億円で前年同期比34.9%減となり、通期予想は従来の20.8億円から12.9億円、前期比39.9%減に下方修正している。原材料やエネルギー価格の高騰が重し、原価コントロールや販売価格の改定などで吸収しきれないもようだ。ただ、上半期までの状況から下振れ自体は想定線、出尽くし感もあって大きな下げにはつながっていない。
<5949> ユニプレス 905 +80大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も800円かから1000円に引き上げている。設備増強の一巡や日産の新型車立ち上げに対応した生産準備費用の落ち着きなどから日産の生産産台数回復なら黒字化は可能と判断。23年度営業利益予想は115億円から135億円に引き上げ、コンセンサス76億円を大きく上回るとみている。
<9990> サックスバHD 849 +60大幅続伸。前日に東京デリカの2月月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比57.3%増となり、12カ月連続のプラス成長となっている。伸び率は12月の11.1%増、1月の21.2%増などと比較しても大きく拡大し、昨年5月以来の高水準となる形に。23年3月期累計では前年同期比30.9%増、全店ベースでの商品売上高も同25.3%増と推移している。
<3083> シーズメン 1071 -71大幅安。前日に明らかになった変更報告書によると、サイフの保有比率が13.88%にまで上昇した。2月3日に提出された大量保有報告書で、6.94%を保有する大株主として浮上していたサイフだが、その後も取得を進める形に。保有目的は引き続き純投資。当面の需給思惑などがあらためて強まり、一時は昨年1月以来の高値水準に。ただ、直近の株価急上昇の反動から、引けにかけては利食い売りが膨らんだ。《ST》
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