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NY為替:低調な米経済指標受けドル反落
記事提供元:フィスコ
*07:20JST NY為替:低調な米経済指標受けドル反落
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は、136円92銭まで上昇後、135円74銭まで反落し、136円18銭で引けた。インフレ加速を受けた欧州債券市場動向に連れた米金利の上昇に伴うドル買いが優勢となった。その後、米2月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)、消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業指数が軒並み改善予想に反し悪化したため連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化の思惑を受けたドル買いが後退。さらに、日銀の金融緩和維持を材料にした円売りも後退した。
ユーロ・ドルは、1.0645ドルまで上昇後、1.0590ドルまで反落して1.0582ドルで引けた。朝方は、フランスやスペインインフレが予想外に加速したため欧州中央銀行(ECB)のピーク金利予想上昇に伴いユーロ買いに拍車がかかった。その後、月末ロンドンフィキシングにかけて売りに転じた。ユーロ・円は145円47銭まで上昇後、143円88銭へ反落。日欧金利差拡大観測に伴うユーロ買い優勢となった。ポンド・ドルは、1.2143ドルまで上昇後、1.2025ドルまで反落した。ドル・スイスは、0.9342フランまで下落後、0.9421フランまで上昇した。《MK》
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