キャンバスは次第高から急伸商状となりストップ高、新薬候補の上市時期などに期待衰えず

2023年2月16日 12:52

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■『CBP501』最速で2025年末の上市が目標などと公式ツイッター

 キャンバス<4575>(東証グロース)は2月16日、時間とともに上げ幅を広げて急伸商状となり、午前10時40分にかけてストップ高の2801円(500円高、22%高)まで上げ、5日続伸基調で一段高となっている。⾃社創出の抗がん剤候補化合物『CBP501』に対する⽶国FDAのオーファンドラッグ指定の発表を受けて1月30日から上値を追いはじめ、2月12日付の公式ツイッターで『CBP501』の目標上市時期について「最速で2025年末(中略)遅くとも2027年中の上市実現が現時点の私たちの目標」などとしたことを受けて騰勢に拍車がかかる形になった。

 2800円台は2015年以来の高値になり、投機色が強まっているとの見方はあるが、今年の株式市場は1月半ば頃からバイオ材料株の上げが目立っており、バイオ株で回転の効いた資金がさらにバイオ株で値幅を狙うといった動きが活発という。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【株式市場特集】業績上方修正のバリュー株に注目、最右翼は電炉株・大手商社株(2023/02/06)
【株式市場特集】再利用(リユース)、再資源化(リサイクル)、ごみ減量化(リデュース)の「3R」関連株(2023/01/30)
【株式市場特集】円高メリット株のうちSPA(アパレル製造小売業)、SPF(家具製造小売業)、SPS(靴製造小売業)などの製造小売株に注目(2023/01/23)
【株式市場特集】新型コロナと季節性インフルエンザの同時検査の抗原検査キット関連株が突破口(2023/01/16)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事