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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い縮小も
記事提供元:フィスコ
*08:16JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利低下でドル買い縮小も
24日のドル・円は、東京市場では130円73銭から129円73銭まで反落。欧米市場では129円77銭から131円12銭まで上昇したが、130円15銭で取引終了。本日25日のドル・円は主に130円台で推移か。米長期金利の低下を意識してリスク選好的なドル買いり・円売りは縮小するとみられる。
イエレン米財務長官は1月24日、19日に連邦債務が上限に到達したことを受けて新たな特別資金管理措置を発動した。イエレン財務長官が議会指導部に送付した書簡によると、6月5日までの債務発行停止期間を設け、一部の公的年金基金への投資を停止する特別措置を講じた。31.4兆ドルの債務上限を引き上げなければ、今年6月上旬に債務不履行に陥る可能性があるという見通しも示されている。市場関係者間では今年7月頃に債務不履行に陥る可能性が高いとの見方が多かったが、債務不履行に陥る時期は予想よりも早まる見通し。米議会下院は財政規律に厳しい共和党が多数派であることから、債務上限を引き上げる作業はこれまで以上に難航するとの見方が多い。債務上限引き上げ問題は金融市場の不確実性を高める要因となりそうだ。《FA》
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