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久しぶりだからこだわりたい 相手を思いやる手土産のススメ
せっかく年末年始に帰るのであれば、お正月にちなんだ手土産を持って帰りたいところ[写真拡大]
コロナ禍で迎える3度目のクリスマスが過ぎ去り、いよいよ2022年も終わりを迎えようとしている。今年の年末年始は、コロナ禍になってから初の、「行動規制の無い」年末年始となる。もちろん、まだまだ予断を許さないと考える方もいらっしゃるだろう。一方、しばらく会っていなかった家族や友人と会ったり、又は自粛をしていた旅行に出かけるなど、年末年始の過ごし方について、少しずつ変化が表れ始めている。
アウトドア総合情報サイト「TAKIBI」の運営をおこなう株式会社フォーイットが、全国の10代~60代までの男女500人を対象に、年末年始の過ごし方について実施したアンケートによると、年末年始に「実家に帰省する」、又は「旅行に出かける」と回答した方は、全体の約4割に達した。行動規制で思うように出られなかった頃と比べれば、着実に日常生活が戻ってきつつあると言えるだろう。
久しぶりの再会に向けて、頭を悩ませる人が多いのが手土産問題だ。贈る相手によって手土産の内容も変わってくる。例えば実家の両親が喜ぶものと言えば、洋菓子・和菓子やお酒だろう。また、普段使い出来そうな物も喜ばれ、人気が高い。ただ、せっかく年末年始に帰るのであれば、お正月にちなんだ手土産を持って帰りたいところ。というように、考えれば考えるだけ悩ましい問題と言えるだろう。
お正月には、門松やお飾りで「歳神様」をお迎えし、無病息災や福を授けてもらうという風習がある。同様に、お正月に飲むお屠蘇(とそ)にも、一年を健康に過ごすためという意味があります。まだまだ予断を許さないコロナ禍だからこそ、一家揃ってお屠蘇を飲むために、日本酒を手土産にする方も多い。国内の酒造メーカーも、年末年始に向けて、商品開発に力を注いでいる。
国内大手酒造メーカーの白鶴酒造では、年末年始向けの商品として、今年の10月に「白鶴 大吟醸 生貯蔵酒 一度火入 1.8L」を新発売した。伝統を感じるデザインの中身は、もろみを搾っ て出てきたお酒を生のまま貯蔵し、瓶詰前に一度だけ火入れすることで、気品漂うフルーティーな香りと、透明感ある味わいに仕上げている。おせち料理などの和食と相性が良いので、お正月の手土産としてはもってこいだ。
何かと大人数で集まることが多い年末年始で、根強い人気を集めるのが洋菓子だ。ただ人気が高い分、他の方と洋菓子が被ってしまう、もしくは様々な種類の洋菓子だらけになる恐れもある。そこで、洋菓子と相性が良く、ブレイクタイムにぴったりの飲み物として、コーヒーの手土産というのも喜ばれるだろう。
大手飲料メーカーのUCC上島珈琲株式会社では、多種多様なコーヒーの世界を感じられる、一杯抽出タイプのワンドリップコーヒー『UCCスペシャルコレクション』と『デイリーセレクション』の2シリーズ展開を11月末に新発売した。一人でも多くの人に、自分好みのコーヒーを見つけてもらうことをコンセプトに、こだわりの産地や個性豊かなコーヒーを、味覚マトリクスでわかりやすく商品化している『UCCスペシャルコレクション』6種と、日常生活のシーン毎に適したコーヒーを選べる『デイリーセレクション』6種の計12種を販売している。家族や友人と、それぞれ好みのコーヒーを探せると好評を得ている。
直接会って話すことが難しかったコロナ禍だからこそ、家族や友人との団欒を大切にしたいという方も多いだろう。その団欒をより楽しいものにしてくれる可能性が、手土産にはある。話の種になることはもちろんのこと、自分の好みや相手の好み、更には手土産から伝わる思いやりを、直接感じることが出来る。せっかく久しぶりに会えるのだから、今年の年末年始は、手土産にこだわってみてはいかがだろうか。(編集担当:今井慎太郎)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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