トルコリラ円今週の予想(12月12日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)

2022年12月14日 17:40

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記事提供元:フィスコ

*17:40JST トルコリラ円今週の予想(12月12日) サンワード貿易の陳氏(花田浩菜)
皆さん、こんにちは。フィスコリサーチレポーター花田浩菜の気になるレポートです。今回は、トルコリラ円についてのレポートを紹介します。

陳さんはまず、今週のトルコリラ円について『22日のトルコ中銀会合で利下げが見送られる可能性が高いため、もち合いとなりそうだ』と述べています。

続けて、『トルコの11月消費者物価指数(CPI)は前年同月比84.39%上昇し、上昇率は24年ぶりの高水準だった10月の85.51%から鈍化した。市場予想の84.65%も下回った。インフレもピークを迎えたようだ』と伝えています。

また、『トルコ中銀はこれまで、物価高騰にもかかわらず利下げを続けていたが、先月の政策会合では10.5%から9.0%に引き下げて一桁とした。トルコ中銀は緩和サイクルの停止を決定した。11月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.74%上昇、前年比136.02%上昇だった』と解説しています。

陳さんは、『トルコの景気後退懸念は強い。22年7~9月実質国内総生産(GDP)は前年同期比3.9%増だったが、4~6月期の7.7%から大幅な減速となった。背景には高インフレと通貨安があり、この流れは当面の間、続きそうだ』とし、『経済的な結びつきの強い欧州経済に減速観懸念が強まっていることもリラの下押し要因。欧州では、ロシアによるウクライナ侵攻や物価高騰に加え、欧州中央銀行(ECB)による大幅な利上げにより景気が冷え込むとの懸念も高まっている』と考察しています。

こうしたことから、トルコリラ円の今週のレンジについては、『7.00円~7.4』と予想しています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、ブログ「テクニカルマイスター」の12月13日付「トルコリラ円今週の予想(12月12日)」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 花田浩菜《FA》

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