星野リゾートの温泉旅館「界」島根・出雲ひのみさき温泉に開業、出雲大社まで車で約20分の立地

2022年10月18日 08:33

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記事提供元:ファッションプレス

 星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」は、2022年11月16日(水)、島根県・出雲ひのみさき温泉に「界 出雲」を開業する。

■出雲ひのみさき温泉に「界 出雲」が開業

 縁結びの神・福の神として名高い出雲大社をはじめ、出雲は島根屈指の観光地として知られている。また、出雲大社の近く、島根半島西端に湧く出雲ひのみさき温泉は、2010年に掘り当てられた比較的新しい温泉で、その周辺には日本海を見渡す開放感に溢れる露天風呂が点在し、新たな温泉観光地としてにぎわいを見せている。

その場所に誕生する「界 出雲」。これまで、松江市・玉造温泉の施設を「界 出雲」として2011年より運営してきたが、「界 玉造」に改称し、リニューアルオープン。出雲ひのみさき温泉にて“新生”「界 出雲」を開業することとなった。

 立地は、島根半島の最西端の日御碕灯台や、岬の反対側に位置する出雲松島を望める場所。「界 出雲」の前には日本海が広がり、日御碕灯台が夕焼けに染まる景色を眺めることができる。また、車で20分ほどの距離には出雲大社があり、宿泊前後で参拝に運ぶのもおすすめだ。

■既存の「界 出雲」は「界 玉造」としてリニューアル

 玉造温泉は、「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られ、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉。「界 出雲」から名称を変更し、リニューアルオープンとなる「界 玉造」では、“美肌の湯”を堪能できるだけでなく、地域の伝統文化を体験する「ご当地楽」として、石見神楽の演目「大蛇(おろち)」を鑑賞することができる。

■“景色の移り変わりを堪能”するご当地部屋

 「界」では、地域の文化に触れるご当地部屋を用意しており、「界 出雲」「界 玉造」でも、居心地の良さと土地の個性を合わせた客室を展開。それぞれの立地や文化、工芸品を活かした島根県の文化が感じられる客室に仕上げた。

「界 出雲」は、全5タイプの客室すべてがご当地部屋「彩海の間」。日御碕灯台を望む客室からは夕日に染まる情景を、出雲松島を望む客室からは朝焼けに包まれる景色など、全39室の部屋からそれぞれ異なる海の彩りと空の眺望を楽しめる。

 「界 玉造」は、全3タイプの客室すべてご当地部屋「玉湯の間」として用意。玉造温泉近くの花仙山は、平安時代には勾玉の産地として栄え、三種の神器のひとつ「八尺瓊勾玉」を製造した地として伝えられている。客室には、勾玉をモチーフにした内装を取り入れ、落ち着いた雰囲気に。また、全室客室露天風呂付きのため、玉造温泉の湯を堪能することができる。

■異なる泉質・ロケーションを楽しむ大浴場

 「界 出雲」「界 玉造」の大浴場では、それぞれ異なる泉質と、その土地ならではのロケーションが楽しめる。界 出雲の湯は強塩温泉のため、身体がよく温まり湯冷めしにくい温泉。視界の開けた開放的な空間で、移り行く空や海の色や様子を眺めながら温泉に浸かるとができる。界 玉造の湯は、“美肌の湯”として知られ、『出雲風土記』にも登場したことがある。自然に囲まれた大浴場で、潤いに満ちた艶やかな肌へと導いてくれる。

■島根や出雲の食文化を堪能する会席料理も

 夕食は、島根や出雲の食文化を堪能できる会席料理を提供。11月上旬は、旬の松葉蟹を使用した、2施設で異なる調理法の料理を楽しめる。ほかにも、日本酒を心ゆくまで味わえる「日本酒BAR 」や、のんびりと海を一望できるテラスなど心休まる穏やかな時間を過ごせるスペースも用意する。

【詳細】

■「界 出雲

開業予定日:2022年11月16日(水)
住所:島根県出雲市大社町日御碕
TEL:0570-073-011(界予約センター)
料金:1泊25,000円~(2名1室利用時1名あたり、夕朝食付)
※サービス料込
客室数:39室
付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)

■「界 玉造

リニューアルオープン日:2022年11月16日(水)
住所:島根県松江市玉湯町玉造1237
TEL:0570-073-011(界予約センター)
料金:1泊35,000円~(2名1室利用時1名あたり、夕朝食付)
※サービス料込
客室数:24室
付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、茶室、日本酒BAR、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各1)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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