「and」を使うのは卒業しよう! 脱初級英会話 (3)

　脱初級英会話第3回は「and」「interesting」に代わるフレーズを紹介する。ある程度英語が話せると、どちらのフレーズも自然に出てくるフレーズだろう。実際にネイティブの会話でも必ずといって良いほど出てくる。しかし今後は今回紹介するフレーズを敢えて使ってみて頂きたい。

【こちらも】「New」を使うのは卒業しよう! 脱初級英会話 (2)

■and

　andは使われ過ぎていて、言い換える必要があるのかと思うかもしれないが、そもそもandから文章を始めるのは文法的には正しくない。andを使用するのは非常に口語的といえるだろう。したがってスピーチなど公式な場では、andを頻繁に使用するのを避け、以下の表現を用いることが好まれる。

・moreover
Moreover, oil prices will keep rising.「その上、石油価格は上がり続けるだろう」

・in addition to
In addition to that, the temperature falls down.「それに加えて、気温も下がる」

・furthermore
Furthermore, yen would keep falls down.「更に、円は下がり続けるだろう」

■interesting

　ご存じ「面白い・興味深い」という意味の単語。これもandと同様に多用される。これだけでも良いのだが、語彙を増やしたいのであれば以下のフレーズを使ってみると良いだろう。

・cool
That’s cool！「良いね！」
Sounds cool！「それは面白そうだね」

・mesmerizing
mesmeriseとは辞書で引くと「催眠を誘発する、磁石によるかのように強く惹かれる」のように訳されており、mesmerizingはその現在分詞形である。
That story is mesmerizing「素晴らしい話だ」

　誰でも知っている簡単なフレーズを敢えて違う言葉で置き換えるのは、語学習得のコツの1つといえる。最初はわざとらしいぐらいに使ってみよう。（記事：newpowersoul・記事一覧を見る）

次回は: 「said」を使うのは卒業しよう! 脱初級英会話 (4)