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英国政府、モデルナ製のオミクロン株対応ワクチンを承認
英国政府は15日、米モデルナの開発したCOVID-19オミクロン株対応ワクチンを承認したと発表した。「BA.1」と従来の新型コロナウイルスの2種類に対応する「2価ワクチン」で、18歳以上のブースター(追加)接種で利用可能となる。現在主流となっているオミクロン株の派生型「BA.4」と「BA.5」に対しても良好な免疫反応が見られるとされる。同ワクチンの承認は世界初だそうだ。英国は9月から追加接種キャンペーンを実施する予定だという。日本国内に関しても、モデルナは同ワクチンを10日、厚生労働省に承認を求める申請を行ったとのこと(NHK、ロイター)。
現在、米ファイザーも従来株のワクチンとオミクロン株の両方に対応する2価ワクチンの開発を進めており、日本には「BA.1対応型」といわれているタイプのものが導入される予定。臨床試験の結果によると、従来型ワクチンを4回目に接種した人と比べ、「BA.1」に対しウイルスの働きを抑える中和抗体の値が平均で1.56倍から1.97倍上昇したと報告されたとしている(NHK)。
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