関連記事
政府、KDDIの通信障害受けキャリア間ローミング導入検討を表明
記事提供元:スラド
総務省は3日、7月に大規模通信障害を起こしたKDDI(au)に対し、電気通信事業法上の問題があるとして行政指導をおこなった。通信障害が長時間にわたったことから、国民生活や経済活動に及ぼした影響は大きく、同社に対し速やかに再発防止策を実施するよう求めた。KDDIは事故報告書を7月28日に提出しており、その6日後に行政指導が実施されたのは異例のことだとされる(NHK、毎日新聞、日経新聞)。
金子恭之総務相は3日、KDDIの通信障害を受けて記者会見をおこなった。会見の中で、障害で119番を含む緊急通報や物流、ATMといった幅広い社会インフラに支障が生じたことを重視し、再発防止を強く求めた。今回の障害を受けて、金子恭之総務相は、緊急時に通信会社間で回線を乗り入れる「ローミング」の実現に向けた検討会を立ち上げると表明した(共同通信、KyodoNews[動画])。
スラドのコメントを読む | モバイルセクション | 通信 | 携帯電話 | 政府 | 携帯通信
関連ストーリー:
KDDI、7 月初めの通信障害に返金対応を発表 2022年07月30日
通信障害時のローミング、コアネットワーク側の共有などすぐには難しいが技術的には可能 2022年07月26日
au通信障害で数百万人に損害賠償との報道も、KDDIは当社発表ではない 2022年07月25日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク