ディースクエアード 2023年春夏メンズコレクション - “ジャマイカ人サーファー”をモデルに

2022年7月21日 07:47

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記事提供元:ファッションプレス

 ディースクエアード(DSQUARED2)の2023年春夏メンズコレクションが発表された。

■“ジャマイカ人サーファー”をモデルに

 今季のインスピレーション源となったのは、イージーゴーイングな姿勢で海へ繰り出す“ジャマイカ人サーファー”。気楽で陽気、ちょっぴり風変わりな彼のキャラクターは、エフォートレスで心地よいシルエットや派手なカラーリング、遊び心溢れる柄使いにそのまま反映されている。

■ジャケットを気楽に着崩して

 サーファーらしく、コーディネートにはどこかラフなムードが漂う。本来フォーマルなアイテムであるジャケットを、陽気なマルチボーダーのニットやトロピカルな花柄のバミューダパンツ、“サーファーの必需品”である腰巻きのサロンでカジュアルに着崩したルックがその好例だ。小物にも、つば広のストローハットや軽快なサンダルをチョイスし、肩肘を張らない抜け感を演出している。

■多種多様なデニムアイテム

 目を惹いたのは、種類豊富なデニム素材のアイテムだ。パッチワーク風のセットアップから大葉のアップリケを配した70年代のフレアパンツ、パンキッシュなメタルアイレットを飾ったGジャン、タトゥーデザインのプリントが入ったモーターサイクルジャケットに至るまで、実に多種多様なデニムアイテムが提案されている。

■無骨な“バイカースタイル”も

 海から上がったサーファーは、颯爽とバイクに乗りこむ。そんなイメージからか、随所にワイルドな“バイカーウェア”がミックスされていたのも印象的だ。たとえば、レザーのバイカージャケットには、“ホンダ”を象徴する赤いパッチとストライプの帯をオン。ボトムスにはパンチング加工を施したデニムショートパンツ、足元には重厚なブーツと、バイク乗りの定番アイテムを盛り込んでいる。

■アースカラーにパステルの色彩を溶け込ませて

 カラーパレットは、落ち着いたアースカラーをベースに、ジャマイカ国旗の3色であるイエロー、ブラック、グリーンをプラス。ルック後半に向かうにつれ、ミントやマゼンタ、ベビーブルーなど淡くポップな色彩が溶け込んでいく。

■アクセサリー風のミニバッグ

 今シーズンを象徴するミニサイズのクロスボディバッグは、首から掛けることでよりアクセサリーライクに。サーファーが最低限の必需品を持ち運べるようにと、手のひらサイズに仕上げたのだという。ピンク、イエロー、ブラックなどとカラーバリエーションも豊富だ。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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