関連記事
「はやぶさ2」が持ち帰った砂から20種以上のアミノ酸
記事提供元:スラド
「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」で採取に成功したサンプルを分析した結果、生命に関係が深いアミノ酸が20種類以上検出されたことが各メディアで報じられている。情報の出本は文部科学省であるようだ。詳細に関しては近く論文で公開される見通しとのこと(朝日新聞、テレ朝news、日経新聞、NHK)。
サンプルは初期分析の段階で、炭素や窒素といった有機物を構成する物質が含まれていることは判明していたという。その上でたんぱく質の材料になるアミノ酸があるかが注目されていた。ヒトの体内のたんぱく質を形作るアミノ酸は20種類あるが、そのうちの体内でつくることのできないイソロイシンやバリン、コラーゲンの材料になるグリシンのほか、グルタミン酸なども確認されたとしている。
スラドのコメントを読む | サイエンスセクション | 日本 | バイオテック | サイエンス | 宇宙
関連ストーリー:
日本の研究グループ、炭素質隕石から遺伝子の主要核酸塩基 5 種すべてを同時検出 2022年05月03日
はやぶさ2の回収カプセルから小惑星Ryuguのサンプル採取に成功 2020年12月15日
はやぶさ2 帰還、カプセルを分離して次の目的地に向かう 2020年12月06日
はやぶさ2の帰還日が決定。12月6日にカプセル投下予定 2020年07月17日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク