セイコーエプソンは創立80周年の記念配当と自社株買いなど好感され急伸

2022年5月20日 10:49

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

■記念配当は今期(23年3月期)実施、1株につき10円

 セイコーエプソン<6724>(東証プライム)は5月20日、買い気配から2132円(180円高)で始まり、飛び出すような急伸となって年初来の高値を更新している。19日の15時に創立80周年の記念配当10円と自己株式の取得(自社株買い)を発表し、好感買いが集中した。

 この時期に配当関連の発表が出る場合、往々にして終わった期(2022年3月期)の配当額についての発表が多い中で、同社の記念配当は今期(23年3月期)の実施とあって買いを増幅させる効果が大きいようだ。今期の配当は、1株につき中間配当を31円(前年同期比変わらず)、期末配当は記念配当10円を加えて41円(同10円の増配)の予定とした。

 自社株買いは、取得株式総数3300万株(自己株式を除く発行済株式総数に対する割合9.53%)、取得総額300億円を上限として、2022年5月20日から23年5月19日まで実施する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

【関連記事・情報】
【特集】今期純利益10%以上増益予想でPER市場平均下回る株(2022/05/09)
【特集】尹韓国次期大統領が代表団派遣、韓国と関係の深い銘柄(2022/04/26)
【特集】成長戦略を積極開示した関連株に注目、下値をマーク(2022/04/25)
【特集】NTTとKDDI高値更新、半導体・海運・商社に続くか(2022/04/21)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事