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フィンランドとスウェーデン、NATOに加盟を申請
フィンランドとスウェーデンは18日、NATOへの加盟を同時に申請した。ウクライナ情勢を受けて両国はロシアに対する危機感を強めており、従来の中立の立場からの歴史的転換をおこなうこととなった(NHK、朝日新聞、AFPBB News)。
あるAnonymous Coward 曰く、 両国は長年武装中立を国是としてきたが、ロシアによるウクライナ侵攻を経て、方針を大きく転換することになった。なお、NATO加盟には既存の全加盟国の承認が必要だが、トルコが両国がトルコのシリア侵攻で制裁措置を取ったことや分離独立を目指すクルド労働者党 (PKK) のメンバーを匿っていることを根拠に反対の意向を示しており、加盟には時間が掛かる可能性もある。
またトルコはフィンランドとスウェーデンからの外交団派遣にも応じない強い姿勢を見せている((BBC、Bloomberg、ロイター)。一方でこの反対姿勢はトルコが米国等のNATO加盟から、トルコのEU加盟などのなんらかの譲歩を引き出すためのものであるとの見方も強い。航空万能論GFの記事によれば、譲歩策として米国がトルコに戦闘機F-16Vを売却するという話も出てきているようだ。トルコは過去にロシア製の地対空ミサイル「S-400」を導入したことで、米国からF-35プログラムから追放されている。このとき米国に支払った約14億ドルに関しても返済がされていない状況となっている(WEDGE Infinity、航空万能論GF)。
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