東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は動意薄

2022年5月6日 17:16

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記事提供元:フィスコ


*17:16JST 東京為替:ドル・円は伸び悩み、午後は動意薄

6日の東京市場でドル・円は伸び悩み。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融正常化期待の金利先高観でドル買いが先行し、午前中に130円10銭から130円81銭まで上昇。日本株高による円売りもドルを支援。ただ、その後は模様眺めとなり、ドル買いは縮小した。

・ユーロ・円は137円65銭から136円74銭まで下落した。
・ユーロ・ドルは1.0550ドルから1.05483ルまで値を下げた。

・17時時点:ドル・円130円40-50銭、ユーロ・円137円50-60銭
・日経平均株価:始値26,784.29円、高値27,072.59円、安値26,543.29円、終値27,003.56円(前日比185.03円高)

【経済指標】
・日・4月マネタリーベース:前年比+6.6%(3月:+7.9%)
・スイス・4月失業率:2.3%(予想:2.2%、3月:2.4%)
・独・3月鉱工業生産:前月比-3.9%(予想:-1.3%、2月:+0.2%)

【要人発言】
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「ユーロが弱すぎると物価安定の目標を危うくする」
「金融政策の正常化は十分に正当化するべき」
「スタグフレーションの結論は急ぐべきではない」
・フォンデアライエン欧州委員長
「ロシアはもはや信頼できるパートナーではない」
「エネルギー面での依存度を弱めるべき」
・豪準備銀行・四半期金融政策報告
「一段の利上げがインフレ抑制のために必要」
「コアインフレは2024年までに2-3%の目標レンジを上回ると予想」
「金利正常化の開始が適切」
「経済は想定よりも回復力が強く、完全雇用に近づいている」《TY》

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