大阪桐蔭が4年ぶり4度目の優勝 センバツ

2022年3月31日 15:31

印刷

 31日、春の全国選抜高校野球大会決勝が阪神甲子園球場で行われ、大阪桐蔭高校が近江高校(滋賀)を18-1で破り、4年ぶり4度目の優勝を決めた。

 大阪桐蔭は、準々決勝から打線が好調のまま3試合連続の2桁得点2桁安打で大勝。大会通算本塁打11本は、1984年の桑田清原によるKKコンビ時代のPL学園の8本を大きく上回る、新記録となった。

 近江は、初の準優勝。補欠校からの繰り上がり出場としても、史上初の準優勝を飾った。今大会、2度の延長戦を制するなどしぶとく勝ち上がってきたが、快進撃もここまでであった。

 大阪桐蔭は初回に1点を先制すると、2回1点、3回3点と本塁打を含む追加点を奪い、流れを握る。中盤の5回にも1点を追加。準決勝で延長戦を投げ切った近江のエース山田は、前日に足に死球を受けた影響もあってか、3回途中4失点で降板する。

 近江は5回にゴロのバウンドが変わるラッキーなヒットで1点を返す。だが大阪桐蔭は続く6回、3ランを含む4点を追加。10-1と早くも試合を決定づけると、7回も長打などで4点を追加する。

 8回には満塁本塁打が飛び出し、18-1として、9回になって初の3者凡退を喫する。近江は9回に初めて走者を2人出すも、ダブルプレーで試合が終了した。

関連キーワード

関連記事