メグミウラ ワードローブ 22-23年秋冬コレクション - 色と個性が交差する服

2022年3月20日 17:29

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記事提供元:ファッションプレス

 メグミウラ ワードローブ(MEGMIURA WARDROBE)の2022年秋冬コレクションが楽天ファッション・ウィーク東京(Rakuten Fashion Week TOKYO)期間中の2022年3月17日(木)に発表された。

■“色”が交差するワードローブ

 今季はブランドコンセプトとして掲げるジェンダーレス、エイジレス、ボディポジティブといったキーワードのもと、様々な人の“色”が交差するようなカラーパレットを用いて、着る人の個性に寄り添うようワードローブを目指した。

 特に目に留まるのが格子柄。クラシックなブラックウォッチ、エスニックなタータンチェック、優しい面持ちのバッファローチェック……様々な格子柄の掛け合わせが、ミニマルな服でさえも楽しくさせる。レイヤードしたり、ハイブリッドしたりと、手法を変えては表情も変えるチェック柄は、まさに今季のキーワードを体現しているようだ。

 素材の面白さが加われば、より多様性は広がるもの。タータンチェックのコートはダイヤキルトに重なることでほのかに牧歌的なムードを漂わせ、一方で軽量な機能的ファブリックとのハイブリッドによって近未来的な様相さえ彷彿とさせている。また、チェック柄と同じくコレクションのリズムを構成するストライプ柄は、そのクリーンな面持ちを如何なく発揮し、カラフルな世界に洗練されたムードをプラスした。

 アウターはすっぽりと身体を覆うようなオーバーサイズで、身頃や袖まわりに空間を持たせて、身体の動きに余韻を残すようなシルエットで提案しているのが印象的。さらに、極端にタイトなトップスやレディライクなポインテッドトゥのブーツなどが見せるセンシュアルな一面と、対照的にスタジャンやカーゴパンツから漂うマニッシュな一面を共存させることで、なにものにもとらわれないワードローブへと導いていく。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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