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豪ドル週間見通し:もみ合いか、年内利上げの可能性残る
記事提供元:フィスコ
*14:42JST 豪ドル週間見通し:もみ合いか、年内利上げの可能性残る
■ウクライナ情勢悪化で豪ドル買い縮小
今週の豪ドル・円は上げ渋り。ロシアのウクライナ侵攻への警戒から株安となり、リスク回避の豪ドル売り・円買いが先行した。2月17日発表の1月雇用統計が好感されたことからリスク選好的な豪ドル買いが一時強まる場面があったが、ウクライナ情勢の一段の悪化が懸念されたことで週末前に豪ドル売り・円買いが再び活発となった。取引レンジ:81円55銭-83円34銭。
■もみ合いか、年内利上げの可能性残る
来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は2月11日の議会証言で「あと2回、四半期消費者物価指数の統計をみたい」との意向を示唆し、早期利上げ観測は後退した。しかし、1月雇用統計で雇用回復の継続が示され、年内利上げの可能性は変わらず、豪ドルは売りにくい。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし
予想レンジ:81円50銭-83円50銭《FA》
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