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「feel = 感じる」だけでは英語は話せない? コアで覚える英語 (27)
コアで覚える英語第27回はfeelである。恐らくfeelは日本人に馴染みの英語のランキングトップに位置するだろう。多くの日本人が「fee =感じる」と覚えているのではないだろうか。しかしそれでは日常会話で上手く使いこなすことは難しい。今回はfeelのコアについて紹介しよう。
【こちらも】「do = ~する」だけでは英語は話せない? コアで覚える英語 (26)
■feelのコア
feelのコアは「(感触を知るために)触れる」である。これは日本語訳の「感じる」と同一であるが、このコアから心で感じる、それはつまり「思う」という日本語訳に発展する。
ここからはさまざまな「感じる」について解説しよう。
■感覚
最も一般的に知られているfeelの使い方だろう。以下の例文のように使う。
ex;
・I feel a pain in my stomach「お腹が痛い」
・I feel sick today「今日は気分が悪い」
・I felt my heart beat double time at the moment.「その時鼓動が早くなるのが分かった」
■心で感じる
心で感じる・気分を表す場合に使う。日本語でも「感じる = 気分がする」と転換できるだろう。
ex;
・I feel like I wanna sing.「歌いたい気分だ」
・How do you feel today?「調子はどう?」
feel+likeで「~のような」という意味になる。頻繁に使われるので覚えておこう。
■思う
先述のように「感じる=思う」と発展する。
ex;
・Don’t know why but I feel something is wrong.「何故だか分からないが何かがおかしい」
基本的にfeelの場合そのコアから「(確信・証拠などないが何となく)そう思う」というようなニュアンスで使われる。
■触る
(軽く)触れてその感触を確かめるというニュアンスで使われる。
ex;
・feel a patient’s pulse「患者の脈をとる」
■物に対する印象
物の印象・感じ・テクスチャーなどを表現する場合に使うのだが、以下の例文を見てほしい。
ex;
・This place feels hot and humid.「ここは暑くてムシムシしている」
・It feels like real leather.「まるで本物皮のようだ」
上記の例文は主語が物であるのがお分かりいただけるだろう。主語は物だが感じているのは話し手である。特に「feel+like」日常会話でよく使われる表現だ。是非覚えておこう。
今回紹介したfeelのコアは日本語訳の「感じる」に近い。これまで紹介した単語と比べてもそれ程難しくはないはずだが、それでも訳語に頼っていてはなかなか上手く使いこなすことができないだろう。是非コアで体得して頂きたい。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る)
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