日本・アメリカ・イギリス「数の単位」の違いを解説 (1)

2022年2月6日 20:50

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 英会話において最も難しいものの1つ、それは数の単位ではないだろうか。特に難しい構文や訳というものではないため、疎かになってしまいがちだ。

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 そもそも日本に住んでいる以上、どれだけ英語を学んでも数字の単位は日本のものを使用する。使う機会がないため覚えるのが難しいとも言えるだろう。今回は中々覚えづらいさまざまな数の単位の中から、「数字の数え方・通貨・長さ」をピックアップして、アメリカ・イギリスそして日本を比較して紹介する。

■数字の単位

 英語の数字は以下のように数えられる。

10 = ten / 100 = hundred
1,000 =thousand / 10,000 = 10 thousand (1万) / 100,000 = 100 thousand
1,000,000 = million /10,000,000 = 10 million / 100,000,000 = 100 million (1億)
1,000,000,000 = billion / 10,000,000,000 = 10 billion / 100,000,000,000 = 100 billion
1,000,000,000,000 = trillion (1兆)

 日本語と異なるのは、「万」からの単位の区切りである。1兆円の区切りで再度一致する。一見難しそうだが単純にカンマが付くところで変わっているので、意外に覚えやすいのではないだろうか。基本的に英語圏は全てこの数え方だ。

■通貨

 ご存じのようにアメリカの通貨は「$ =ドル」、イギリスは「£ = ポンド」である。また1ドル=100セント、1ポンド=100ペンス(またはピーと発音する)である。

 アメリカではドルを「bucks (バックス)」と呼ぶ場合もある。例:「100 bucks = 100$」

■長さ

 日本でも使う「m」「cm」などは世界基準(メートル法)となっており、基本的にどの国でも使用される。しかしアメリカ・イギリスではこれとは別にinch・yardといった単位も頻繁に使われる。長さはそれぞれ「1 inch = 約2.54 cm」「1 yard = 0.9144m」である。

 またアメリカでは身長を示す単位に「foot = 32.48 cm / feet = 12 inch」を使う。例えば「5.9 feet (約175.26 cm)」のように表す。feetにすると「1 yard = 3 feet」となる。


 以上、今回は数字の「数え方・通貨・長さ」について解説したが、難しいのは感覚で覚えること。例えば「彼の身長は173cmぐらい」と言われれば理解できるが、身長「5.7 feet」と言われてもどれくらいの身長か想像するのに時間がかかるのではないだろうか。

 これは覚えるよりも実際に使用しないと感覚として身に付けるのは難しい。日本でそれらを修得するのは難しい。まずは数え方を覚えておくのが良いだろう。(記事:newpowersoul・記事一覧を見る

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