NVIDIA、Arm買収計画を断念する可能性高まる

2022年1月26日 16:38

印刷

記事提供元:スラド

nagazou 曰く、 NVIDIAが英半導体設計のArm買収計画を断念するとの報道が出はじめている。過去記事にもあるように、同社はArmを総額400億ドルで買収する提案を行っていた。しかし、欧州や米国で独禁規制上の問題に直面し、関係当局の認可が下りない状況が続いている。このためBloombergなどによると同社は最近ではパートナーに対して買収の完了が見込めないと伝えているそうだ(Bloombergロイター)。

実際にNVIDIAによる買収が断念された場合、Armを保有するソフトバンクグループは、Armの新規株式公開(IPO)を検討する模様。しかし、Arm自体は業務内容の性質から短期的な売上高成長や収益性が求められるIPOは避けたいと考えているようだ(EE Times)。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ビジネス | ハードウェア | ニュース

 関連ストーリー:
米連邦取引委員会、NVIDIA による Arm 買収を阻止すべく提訴 2021年12月05日
イギリス政府、NVIDIAのArm買収へ介入。国家安全保障上の影響を調査へ 2021年04月20日
NVIDIAがCPU事業に参入へ。Armベースデータセンター向けの「Grace」を発表 2021年04月13日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事