映画『MEMORIA メモリア』ティルダ・スウィントン×アピチャッポン監督

2022年1月24日 11:40

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記事提供元:ファッションプレス

 映画『MEMORIA メモリア』が、2022年3月4日(金)より公開される。監督・脚本はアピチャッポン・ウィーラセタクン。

■カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞のアピチャッポン最新作

 アピチャッポン・ウィーラセタクンの最新作『MEMORIA メモリア』は、『ブリスフリー・ユアーズ』『トロピカル・マラディ』『ブンミおじさんの森』に続き、カンヌ国際映画祭4度目の受賞を果たした作品。第74回カンヌ国際映画祭 審査員賞受賞をはじめ、2021年カイエ・デュ・シネマのベスト3入り、全米映画批評家協会賞の撮影賞ノミネート、第94回アカデミー賞国際長編映画賞コロンビア代表に選出など、世界の賞レースで注目を集めている。

■自身の経験から着想した“記憶の旅路”

 映画『MEMORIA メモリア』の舞台となるのは、南米コロンビア。アピチャッポン・ウィーラセタクンが初めてタイ国外で制作した作品で、監督自身が経験した「頭内爆発音症候群」から着想を経た記憶の旅路を描く。

 <映画『MEMORIA メモリア』あらすじ>
地球の核が震えるような、不穏な【音】が頭の中で轟く―。とある明け方、その【音】に襲われて以来、ジェシカは不眠症を患うようになる。妹を見舞った病院で知り合った考古学者アグネスを訪ね、人骨の発掘現場を訪れたジェシカは、やがて小さな村に行きつく。川沿いで魚の鱗取りをしているエルナンという男に出会い、彼と記憶について語り合ううちに、ジェシカは今までにない感覚に襲われる。

■ティルダ・スウィントンを不穏な【音】が襲う

 ・ジェシカ(ティルダ・スウィントン)
コロンビアのメデジンで農ラン業を営む。病床の妹を見舞うため首都ボゴタを訪ねた夜、ある【音】に襲われる。主人公を演じるのは、ウェス・アンダーソン監督最新作『フレンチ・ディスパッチ』にも出演しているオスカー女優、ティルダ・スウィントン。

・アグネス(ジャンヌ・バリバール)
人骨の研究をしている考古学者。『バルバラ セーヌの黒いバラ』でセザール賞主演女優賞を受賞したジャンヌ・バリバールが演じる。

・エルナン(エルキン・ディアス)
川沿いで魚の鱗取りをしていた男。担当するのは、コロンビアのTVシリーズなどで活躍するエルキン・ディアス。

・フアン(ダニエル・ヒメネス・カチョ)
ジェシカの義弟。メキシコのアカデミー賞ことアリエル賞を6度受賞しているダニエル・ヒメネス・カチョが務める。

【詳細】
映画『MEMORIA メモリア』
公開日:2022年3月4日(金)
監督・脚本:アピチャッポン・ウィーラセタクン
出演:ティルダ・スウィントン、エルキン・ディアス、ジャンヌ・バリバール

2021/コロンビア、タイ、フランス、ドイツ、メキシコ、カタール/カラー/英語、スペイン語/136分 原題 MEMORIA 映倫:G 配給ファインフィルムズ

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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