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子育てや部下の教育、相手のやる気を失くさせる人の特徴とは
親であれ上司であれ人を教育する立場にいる人は、相手にやる気を持って自発的に動いて欲しいと考えるのではないだろうか。しかし、多くの人が無意識に相手のやる気をなくすような行動をしてしまっている。
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どんな行動が相手のやる気を落としてしまうのかを理解することで、それらの行動を意識して減らせるだろう。ぜひチェックして相手のやる気を引き出す良い教育者になって欲しい。
■つい相手の行動を操作しようとする
テレビを見ている子どもに「宿題をしなさい」と言ってしまう親を見たことはないだろうか。これも相手の行動を操作しようとしている例である。
自分の意思ではなく、他人からやらされていると感じたことは誰でもやりたいとは思えない。直接的な言い方で相手の行動を操作しようとする人は、無意識に相手のやる気を削いでしまっている。
■人に頼ることをしない
相手を信用して頼ることができない人も、周囲のやる気を落としてしまっている可能性がある。例えば部下に裁量権のある仕事を任せられなかったり、子どもに家事を分担できなかったりすることが挙げられる。
人は自分で工夫したり考える余地がない作業は、つい受け身になりがちだ。家庭でも仕事でも自分には責任がないと思うと、挑戦しようとする気持ちが薄くなってしまう。
また相手に任せることができたとしても、自分のやり方に固執してしまうと相手はやる気を失くしてしまう。自分のやり方が一番正しいと思い込んでいると、相手のやり方をつい指摘してしまう。すると相手は慣れないなりに考えて行動したにも関わらず、自分のやり方を否定されたと感じてしまうのだ。常に自分のやり方が正しいとは限らない。相手に任せたからには広い心で見守ってあげよう。
■自分にも相手にも完璧であることを求める
相手や自分の欠点ばかりが気になる完璧主義者も人のやる気を削いでしまうことが多い。何事も欠点はあって然るべきで、完璧を求め続けるとキリがない。
完璧を他人から求められるのであれば、相当に自信のある人でなければ挑戦しようとは思えないだろう。しかし、完璧主義者は悪気なしに相手の欠点を逐一指摘してしまうのだ。
完璧主義者は悪いことばかりではないが、教育をする上ではある程度コントロールする必要があるだろう。誰にでも得意なことがあれば苦手なこともあり、苦手は割り切ってしまう方が効率が良いことも多い。欠点は無理に直そうとするのではなく、影響が最小になるように工夫で解決してみてはどうだろうか。(記事:双風サキ・記事一覧を見る)
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