泉州電業 21年10月期は2ケタ増収増益、半導体製造装置向け及び建設・電販向け需要が増大

2021年12月9日 11:48

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記事提供元:フィスコ


*11:48JST 泉州電業---21年10月期は2ケタ増収増益、半導体製造装置向け及び建設・電販向け需要が増大
泉州電業<9824>は8日、2021年10月期連結決算を発表した。売上高が前期比24.5%増の924.63億円、営業利益が同51.8%増の47.43億円、経常利益が同47.9%増の50.04億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同52.4%増の35.83億円となった。

同社グループの係わる電線業界においては、電線の主材料である銅の価格が、1トン当たり期中平均1,012千円と前期平均680千円に比べ48.8%上昇した(銅価格の推移、1トン当たり期初750千円、安値750千円(2020年11月)、高値1,340千円(2021年10月)、期末1,190千円)。また、建設・電販向けの出荷量は、前期に比べ減少基調で推移した。

このような情勢のもとで同社グループは、提案型営業の推進、配送体制の強化、新規得意先の開拓及び既存得意先の深耕、新商品の拡販など積極的な営業展開を図った。また、沖縄地区の営業・配送体制を強化するため、2021年5月に同社沖縄物流センターを開設した。さらに、世界最大の市場であるアメリカ市場へ本格参入し、よりユーザーに密着した機動的な営業展開や市場開拓を図るため、2021年8月にはアメリカ合衆国ミシガン州に現地法人SENSHU ELECTRIC AMERICA, INC.を開設した。その結果、当期の経営成績は、半導体製造装置向け需要の増大、自動車・工作機械向け需要の回復、銅価格の上昇に伴う建設・電販向け需要の売上増加により、増収増益となった。

2022年10月期通期の連結業績予想については、売上高が970.00億円、営業利益が48.00億円、経常利益が51.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が36.00億円を見込んでいる。なお、2022年10月期の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用するため、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した後の金額となっており、対前期増減率は記載していない。《ST》

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