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米国株見通し:弱含みか、南アでの変異株検出で不透明感
記事提供元:フィスコ
*13:48JST 米国株見通し:弱含みか、南アでの変異株検出で不透明感
(13時40分現在)
S&P500先物 4,656.00(-43.00)
ナスダック100先物 16,288.25(-77.75)
グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は大幅安。NYダウ先物は450ドル安、NY原油先物(WTI)も急落し、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。
24日の主要3指数はまちまち。ナスダックは3日ぶりにプラスへ転じたが、ダウは9ドル安と小幅ながら反落し、35804ドルで取引を終えた。この日発表された経済指標のうち、新規失業保険申請件数はコロナ危機後の最少を記録し、労働市場の改善が示された。また、個人消費出(PCE)デフレータは高水準となり、消費関連が上昇。ただ、それを受けいったん金利高に振れたが、その後の失速で金融株が売られダウを下押しした。
本日は軟調地合いか。感謝祭翌日の金曜日「ブラックフライデー」で短縮取引だが、南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株で世界経済の先行き不透明感が広がり、売り優勢となりそうだ。また、原油相場も大きく値を切り下げ、エネルギー関連は軒並み売りが出やすい。さらに、長期金利の低下は金融株売りにつながる見通し。一方、連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め加速への期待は根強く、売りを後押ししよう。《TY》
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