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ドコモ、通信料値下げ分を端末販売で補う戦略か
ドコモ、楽天、auのキャリアから販売されているシャープのAQUOS sense6だが、その価格差が大きいことが話題となっている。楽天モバイル版は3万9800円、ドコモ版は5万7024円、au版は4万470円とドコモ版に関しては他社と比べて約1万7000円ほどの価格差が出ている。しかもドコモ版に関してはeSIMが使用不可という制限も追加されている(格安SIMの管理人の比較、スマサポチャンネル)。
なぜここまで価格差が出ているのかについてははっきりしないが、スマサポチャンネルによれば、ここ最近の通信料金の値下げ分での減益を端末に転嫁しているのではないかとしている。動画によれば、ソフトバンクは下取りプログラムなどと組み合わせることで端末側で収益を上げる傾向にあり、ドコモもこれに習ったのではないかとしている。またそれ以外の理由として携帯ショップなどの代理店向けの卸価格が、総務省の指導によって値下げされており、そのしわ寄せが端末価格に及んでいる可能性もあると推測している。
なおシャープ側は具体的な価格については販売元で決められるものであるとしつつも、sense6は先代の機種から大きく変わらない価格を想定しているとしている。ここでの先代の機種というのは、「AQUOS zero6」に対して「AQUOS zero5G basic」、「AQUOS sense6」に対して「AQUOS sense5G」が該当する(ケータイ Watch)。
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