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知ると子育てが楽になる 知っておきたい子どもの特性
早く保育園に行かないといけないのに支度を嫌がったり、わざと服を汚したり。子どもの思い通りにいかない行動で、毎日困っている人も多いだろう。どうしたら子どもの我儘にも思える行動に困らされることが少なくなるのか。それは、子どもの特性を知ることによって解決できることが多い。
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■子どもは実験と検証が大好き
子どもの不可解な言動の多くは、際限なく旺盛な好奇心によるものであることが多い。「これをこうしたらどうなるのだろう」と考えて、すぐに行動に移してしまう。それに加えて後述するように、子どもは想像力が乏しいため、時に危険であったり迷惑な行動に出ることもある。子どもが何度も同じ遊びを繰り返しているのも、「何度やっても同じ結果になるかな」と実験しているのだ。
この好奇心は将来勉強や仕事を頑張る上で非常に大切なもので、なるべく尊重してあげたい。それでもどうしても遊びを中断して欲しい時には、片付けや準備なども遊びに変えてしまおう。その時は一方的に準備をさせようとするのではなく、「お母さんと競走しよう!」などと一緒になって遊んであげると良い。
■子どもは想像力が乏しい
大切なおもちゃを床に置きっぱなしにしたらどうなるか、準備をせずに電車に遅れたらどうなるか。大人であれば当然のように想像できる1歩先の結果であっても、子どもは想像することができない。「電車に乗れなかったらみんなと遊べなくなるよ」と言い聞かせても、なかなか納得できないことも多いだろう。
想像力は実際に体験してみることで広がっていくが、もっと楽しく早く想像力を掻き立てる方法がある。それはファンタジーのお話を聞かせることだ。「これからどうなるのだろう」というワクワク感が子どもの視野を少しずつ広げていってくれる。子どもの想像力はすぐには豊かにならないが、たくさん失敗を繰り返させて気長に待っていこう。
■子どもはお母さんが大好き
子どもにとってお母さんは世界の大部分を占める大きな存在である。お母さんが笑っていれば幸せな気持ちになるし、怒ったり悲しんだりしている時には不安になる。なので、子どもに安心感や自己肯定感を持たせるためにはお母さんが幸せでなればならない。
ではお父さんの役割とはなんだろうか。それは、子どもと一緒にお母さんの幸せを守る役割である。家族を大切にしている姿を子どもが見れば、お父さんは自分たちに安心を与えてくれる頼もしい存在であると感じるだろう。お父さんは子どもの幸せだけでなく、お母さんの助けにもなってあげなければならない。(記事:双風サキ・記事一覧を見る)
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