渋野日向子がプレーオフ制し優勝 女子ゴルフ・三菱電機レディス

2021年10月31日 18:31

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 埼玉県・武蔵丘GCで行われていた女子ゴルフの国内ツアー樋口久子・三菱電機レディスは31日、最終日を迎えた。7アンダーの首位タイでスタートした渋野日向子が、この日を5バーディ、3ボギーでフィニッシュ。ペ・ソンウ(韓国)とのプレーオフを制し優勝した。

 渋野は、最終ホールで2打差の首位ペ・ソンウに追い付き、プレーオフをイーグルで締める劇的な優勝だった。3週前のスタンレーレディスでもペ・ソンウをプレーオフで破り優勝しており、今季2勝目、国内ツアー6勝目を挙げた。

 渋野は前日4連続バーディの勢いのまま、1番2番と連続バーディを奪うも、4番5番で痛恨の連続ボギー。首位タイでスタートしたペ・ソンウは7番でバーディを奪うと、渋野も8番でバーディを奪うが、9番ではペ・ソンウが再びバーディを奪う。

 渋野は15番でボギーを叩くも、すぐに16番でバーディを奪う粘りを見せ、18番もバーディでフィニッシュする。首位に立っていたペ・ソンウは17番でバーディを奪い、18番を渋野と2打差で迎える。しかし、約1メートルのパーパットを外したことにより、プレーオフに突入。

 18番パー5でのプレーオフで渋野は2オンに成功し、そのまま約3メートルのイーグルパットを沈め、ペ・ソンウを振り切った。

 3週連続優勝がかかった古江彩佳は、トータル6アンダーで菅沼菜々とともに3位タイに入った。

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