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後場の日経平均は297円安でスタート、ファナックやエムスリーが安い
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;28800.95;-297.29TOPIX;1998.80;-15.01
[後場寄り付き概況]
後場の日経平均は前日比297.29円安の28800.95円と午前の終値から下げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は弱含みで推移。アジア市場は値下がり目立つ。為替は1ドル=113円60銭台と朝方から円高で推移。午前の日経平均は、米国市場が下落した流れを引き継ぎ続落となった。後場の日経平均は、ソフトバンクG<9984>など指数に寄与度の高い銘柄が下落してスタートしたことが重しとなり、午前の終値より若干下げ幅を拡大して取引を開始した。寄り付き後は、ファナック<6954>や富士通<6702>など午前に下げが目立った銘柄が若干値を戻し相場を下支えしており、指数は横ばいの値動きとなっている。なお、お昼休み中に発表された日銀の政策決定会合の結果は、現状維持となり市場予想と一致、特別に材料視はされていないもようだ。
セクター別では、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、保険業が下落率上位となっており、一方、空運業、その他製品、金属製品、小売業が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG、ファナック、エムスリー<2413>、日本郵船<9101>、キーエンス<6861>が安く。レーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>、信越化<4063>、任天堂<7974>、スクリーンHD<7735>高い。《CS》
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