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Apple、Epic Gamesとの裁判で勝利宣言しつつ控訴
headless 曰く、 Apple は Epic Games との裁判で米連邦地裁判決を受けて勝利宣言していたが、8日にカリフォルニア北部地区連邦地裁へ提出した文書で控訴する意思を示している (Ars Technica の記事、 The Register の記事、 裁判所文書: PDF [1] / [2])。
裁判は Epic Games が Apple の App Store における不当な独占行為を訴えたものだ。連邦地裁の Yvonne Gonzalez Rogers 判事は Epic 側の主張する Apple の不当行為 10 カウントのうち 9 カウントを認めず、Appleが勝利宣言していた。Epic はこれを不服として控訴する意思を示している(PDF)が、Apple も不当行為と判断された 1 カウントを覆すべく控訴する計画のようだ。
判事が Apple の不当行為を認めた1カウントは、App Store Review ガイドライン 3.1.1 と 3.1.3 のそれぞれ一部がカリフォルニア州の独占禁止法に違反するというものだ。ガイドラインの 3.1.1 はアプリ内課金に関するもので、Apple のアプリ内購入 (IAP) システム以外の支払い方法へ誘導するボタン等をアプリ内に配置することを禁じている。一方、3.1.3 ではアプリ内でユーザーが提供した連絡先を使用して IAP 以外の購入方法を利用するよう呼び掛けることを禁じている。
判事はこれらの条項を反競争的だとして執行を禁ずる恒久的差止を命じており、Apple は命令に従った変更を 90 日以内に行う必要がある。Apple 側の控訴はこれに反論するものであり、控訴裁判所の判断が出るまで差止命令を一時停止するよう連邦地裁に求めている。
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