ルイ・ヴィトン“旅の真髄”に着想を得た新香水、フランク・ゲーリーとコラボした“花の彫刻”ボトル

2021年10月1日 08:22

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記事提供元:ファッションプレス

 ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、建築家のフランク・ゲーリーとのコラボレーションによる新フレグランス・コレクション「レ・ゼクストレ コレクション(Les Extraits Collection)」をルイ・ヴィトン 松屋銀座店、表参道店、メゾン 大阪御堂筋にて先行発売。その後、2021年10月7日(木)よりルイ・ヴィトン一部店舗ほかにて発売する。

■フランク・ゲーリーとのコラボで生まれた“花の彫刻”ボトルの香水

 アメリカを代表する建築家フランク・ゲーリーは、グッゲンハイム美術館ビルバオ、 ウォルト・ディズニー・コンサートホールなど、建築の慣習をくつがえし、世間の常識に挑戦してきた。フランクは、2014年に「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」を完成させ、2015年にはエスパス ルイ・ヴィトン 東京にて展覧会を開催、2016年にはレザーグッズ・コレクションを発売するなど、ルイ・ヴィトンとの関係性は深い。

新フレグランス・コレクション「レ・ゼクストレ コレクション」は、曲線が調和する美しい彫刻のようなボトルに収められた5つのエクストレ・ドゥ・パルファンで構成される。

■有機的な曲線に象られたボトルキャップの“花”

 「レ・ゼクストレ コレクション」のボトルは、マーク・ニューソンがデザインしたオリジナルボトルをアレンジしたもの。丸みのあるボトルに施された、象徴的なボトルキャップのオブジェは、シワを寄せた布地のように有機的な曲線を描いており、手作業で研磨されてミラーのような輝きを纏う。その無造作で自然な造形は、まるで光を放つ花のようだ。

■ルイ・ヴィトンの“旅の真髄”を表す軽やかな5つの香り

 展開される5種類の香りは、トップノート、ハートノート、ベースノートをなくし、モダンかつ軽やかに再解釈されている。各香調の魅力を浮かび上がらせた、ルイ・ヴィトンの“旅の真髄(こころ)”を表すフレグランスだ。

■ダンシング ブロッサム

 “空中庭園”を彷彿とさせる「ダンシング ブロッサム」は、ジャスミンサンバックや金木犀、インド産チュベローズが交じり合う、ブーケの包まれるような多様な花々の香りに、ティーノートやスパイシーな側面も感じさせるフレグランス。渦巻くフローラルは、繊細さと大胆さを持ち合わせる。

■コズミック クラウド

 現実と空想の旅を彷彿とさせる、官能的な「コズミック クラウド」は、パウダリーなムスク、ペルー産ポピーの雌しべから抽出したアンブレットアブソリュート、シプレーやオークモスに後押しされるパチョリの魅力を掛け合わせた。シトラスとベルガモットが、森の藪の香りも漂わせる。

■ラプソディ

 「ラプソディ」は、果てしない地平線が続く場所での“刺激的な旅”をインスピレーションに。ジャスミングランディフローラム、パチョリ、メイローズといった花が重なり合い、そこに加わるイェルバ・マテは、スズランを想わせる瑞々しく透明感のあるグリーンノートとなって香りに透明感をもたらす。

■シンフォニー

 ベルガモットとグレープフルーツに、ジンジャーゼストがもつスパイシーさが加えられた「シンフォニー」。軽やかに響きあう香りのハーモニーは、天と地が溶け合うような至高の旅を感じさせる。

■ステラ― タイムズ

 「ステラー タイムズ」は、おとぎ話に出てくる寺院や、夢のような泉水で作られた庭園を探す“逃避行の旅”に着想を得た香り。オリエンタルなアンバーを出発点に、バニラやウッディー、オレンジブロッサムを組み合わせて斬新な香りをつくりだした。

【詳細】
レ・ゼクストレ コレクション
「ダンシング ブロッサム(Dancing Blossom)」「コズミック クラウド(Cosmic Cloud)」「ラプソディ(Rhapsody)」「シンフォニー(Symphony)」「ステラー タイムズ(Stellar Times)」
全てエクストレ・ドゥ・パルファン 各100mlのみ 77,000円
先行発売日:2021年9月30日(木)
先行取り扱い店舗:ルイ・ヴィトン 松屋銀座店表参道店メゾン 大阪御堂筋
発売日:10月7日(木)
取り扱い店舗:銀座並木通り店新宿店福岡店阪急梅田店神戸店丸井今井札幌店ナゴヤミッドランドスクエア店、公式サイト
※※店舗の最新の営業状況は、ルイ・ヴィトン公式サイト、および各商業施設のHPを確認。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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