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7月16日のNY為替概況
*04:10JST 7月16日のNY為替概況
16日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円34銭まで上昇後、110円03銭まで反落し引けた。
米6月小売売上高が予想外のプラスに改善し長期金利の上昇に伴うドル買いが優勢となった。しかし、その後に発表された7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想外に前月から低下したため、強い景気回復への期待を受けたドル買いが後退した。
ユーロ・ドルは1.1794ドルから1.1819ドルまで上昇して引けた。
ユーロ・円は129円95銭から130円28銭のレンジで上下した。高値からは新型コロナウイルスデルタ株流行拡大で回復が損なわれるとの懸念にリスク回避の円買いが強まった。
ポンド・ドルは1.3840ドルから1.3771ルまで下落した。英中銀の早期の緩和縮小観測を受けたポンド買いが続いたのち、利益確定の売りやパンデミック規制の緩和を控えて英国で新型コロナデルタ株の感染が急増していることが警戒されポンド売りが強まった。
ドル・スイスは0.9204フランから0.9185フランまで下落した。
[経済指標] ・米・6月小売売上高:前月比+0.6%(予想:-0.4%、5月:-1.7%←-1.3%)・米・6月小売売上高(自動車除く):前月比+1.3%(予想:+0.4%、5月:-0.9%←-0.7%)・米・7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:80.8(予想:86.5、6月:85.5)・米・7月ミシガン大学1年期待インフレ率速報値:4.8%(6月:4.2%)・米・7月ミシガン大学5-10年期待インフレ率速報値:2.9%(6月:2.8%)・米・5月企業在庫:前月比+0.5%(予想:+0.5%、4月:+0.1%←-0.2%)《KY》
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