「スイス プチ・パレ美術館展」鹿児島・滋賀で、印象派からエコール・ド・パリまで油彩画65点

2021年7月9日 18:19

印刷

記事提供元:ファッションプレス

 特別企画展「スイス プチ・パレ美術館展 フランス近代絵画の贈り物」が、2021年7月23日(金・祝)から9月5日(日)まで、鹿児島市立美術館にて開催される。その後、滋賀の佐川美術館にて巡回展が2021年9月14日(火)から11月7日(日)まで開催される。

■フランス近代絵画の充実したコレクション

 スイス・ジュネーブに1968年に開館した「プチ・パレ美術館」は、19世紀後半から20世紀前半にかけて芸術の都・パリを中心に制作された、フランス近代絵画を主としたコレクションを所蔵する美術館。1998年以降は休館しているものの、充実した所蔵コレクションから、国外の大規模美術展に継続的に出品協力を行っている。

■日本では30年ぶり、鹿児島では初となるコレクション展

 今回の「スイス プチ・パレ美術館展 フランス近代絵画の贈り物」は、「プチ・パレ美術館」の主要コレクションが来日する、日本では30年ぶり、鹿児島では初となる本格的なコレクション展。

 印象派のルノワールからナビ派のモーリス・ドニ、フォーヴィスムのヴラマンク、キュビスムのアンドレ・ロート、エコール・ド・パリのユトリロ、スタンラン、藤田嗣治まで、38作家による油彩画65点が一堂に集結する。

 19世紀後半に“光の描写”に挑んだ印象派が現れて以来、フランスでは画家たちによって次々と革新的な絵画が生み出されてきた。「プチ・パレ美術館」では、時代を象徴する巨匠の作品のみならず、その他多数の優れた周辺作家の作品も所蔵。実験的な精神に満ちた画家たちによる多彩な作品を通して、時代の活況を見て取ることができる。

 印象派からエコール・ド・パリに至るまで、フランス近代絵画の全体像とダイナミックな時代の潮流を体感できそうだ。

【詳細】
特別企画展「スイス プチ・パレ美術館展 フランス近代絵画の贈り物」
会期:2021年7月23日(金・祝)~9月5日(日)
※休館日:7月26日(月)、8月2日(月)、8月10日(火)、8月16日(月)、8月23日(月)
会場:鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)
住所:鹿児島県鹿児島市城山町4-36
観覧料:一般 1,000円(前売り700円)、高大生 800円(前売り500円)、小中生 600円(前売り300円)
※( )内は前売料金及び20人以上の団体料金、年間パスポートまたは障害者手帳提示者は同料金で観覧可能。
※会期中は、本展チケットで所蔵品展も観覧可能。
チケット販売所:ファミリーマート(e+〈イープラス〉)、ローソン(ローソンチケット:Lコード81840)、セブンイレブン(チケットぴあ:Pコード685-683)、鹿児島市内プレイガイド(山形屋・生協コープかごしま各店舗・川商ホール〈鹿児島市民文化ホール〉・各画材店)

■巡回展「スイス プチ・パレ美術館展―珠玉のフランス近代絵画―」

会期:2021年9月14日(火)~11月7日(日)
場所:佐川美術館
住所:滋賀県守山市水保町北川2891

【問い合わせ先】
鹿児島市立美術館
TEL:099-224-3400

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

関連記事