米国株見通し:下げ渋りか、FRB当局者発言を注視

2021年6月21日 15:08

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記事提供元:フィスコ


*15:08JST 米国株見通し:下げ渋りか、FRB当局者発言を注視
(14時50分現在)

S&P500先物      4,137.12(-16.38)
ナスダック100先物  14,009.00(-26.00)


グローベックス米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は150ドル安。欧州株安の波及も見込まれ、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


18日の取引で主要3指数は大幅安。5日続落となったダウは533ドル安と今年最大の下げ幅を記録し、33290ドルで取引を終えた。ブラード・セントルイス連銀総裁はこの日のインタビューで、インフレの予想が目標の2%を上回ったことを踏まえ、2022年終盤の利上げ開始を明言。ハト派と位置付けられている同総裁の強気な見解を受け、連邦準備制度理事会(FRB)による引き締めの早期化を嫌気した売りが優勢となった。


本日は下げ渋りか。FRB当局者のタカ派姿勢により、売りは継続しそうだ。VIX指数は高止まり、買いは入りづらい展開が予想される。ただ、今晩発表のシカゴ連銀全米活動指数は前回から改善が見込まれ、売り一服の見通し。一方、オンライン討論会でウィリアムズNY連銀総裁の発言がブラード総裁ほどタカ派色の強いものでなければ、一段の売りを抑制しよう。明日のパウエルFRB議長の見解を見極めるムードも広がりやすい。《TY》

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