“観客が演者になる”イマーシブシアター「ヴィーナスオブトーキョー」お台場に

2021年6月10日 18:04

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記事提供元:ファッションプレス

 日本初の常設イマーシブシアター「ヴィーナスオブトーキョー(Venus of TOKYO)」が、2021年6月5日(土)から2022年3月末頃までお台場のヴィーナスフォートにオープンする。

■“観客も出演者になれる新感覚演劇”日本初常設イマーシブシアター

 「ヴィーナスオブトーキョー」は、座って鑑賞する従来の観劇スタイルではなく、観客が演者と同じ作品空間に同居しながら物語の一部として作品に参加することができる新感覚のイマーシブシアター。イマーシブシアターは、2000年代にロンドンでスタートし、近年ではニューヨークを中心に人気を博す新しい演劇の形だ。

■“参加する自分の行動によって結末が変わる”アートを取り巻くミステリー

 ストーリーは、特別に招待された者しか立ち入ることができない、秘密クラブ「VOIT」で行われるオークションに、黄金の林檎がその手に握られていたいう伝説のある「ミロのヴィーナスの失われた左手」が出品されるという噂から始まるミステリー。参加する観客の行動によって登場人物たちの運命が変わるマルチエンディングストーリーとなっている。

 さらに「ヴィーナスオブトーキョー」が他のイマーシブシアターと異なるのは、出演者全員が声を発しない点。物語は、演者も観客もセリフを発することなく、ダンスと一部のナレーションのみで進行していく。

 また、作品のムード漂う会場には、メインフロアの“ヴィーナス像”をはじめ、限られた人にしか見えない不思議な絵画など、同時多発的に起こるパフォーマンスと連動したデジタル演出が仕掛けられている。

■ダンスカンパニーのダズルがプロデュース

 「ヴィーナス オブ トウキョウ」のプロデュースを手掛けたのは、日本での先駆的な存在として近年多数のイマーシブシアターを上演してきたダンスカンパニーのダズル(DAZZLE)。また、クリエイティブ・スタジオのワットエバー(Whatever Inc)がデジタル演出を企画・制作、avexの最先端サウンド制作チーム「Sound edge」が音響の一部を担当、ドレスドアンドレスド(DRESSEDUNDRESSED)が衣装制作を手掛けている。

【詳細】
ヴィーナスオブトーキョー(Venus of TOKYO)
開催期間:2021年6月5日(土)〜2022年3月末頃予定
公演タイムテーブル:6月5日(土)〜6月30日(水)までは平日・土日祝日に関わらず毎日12:30 開演 / 15:30 開演 / 18:30 開演
※開場は開演の30分前
※所要時間:約90分
※休演日:基本無休、ヴィーナスフォートの規定に準ずる
場所:お台場ヴィーナスフォート2F「ヴィーナスオブトーキョー」(教会広場前)
住所:東京都江東区青海1丁目3−15)
料金:一般チケット:平日 6,500円、土日祝 7,500円
プレミアムチケット:平日 9,500円、土日祝 10,500円

<チケット情報>
発売開始:2021年5月21日(金)〜発売中
販売サイト:DAZZLEユーザーズサイト(アカウント登録無料)、ローソンチケット(Lコード:38232)
※ユーザーズサイト有料会員はチケット500円OFF
※プレミアムチケットはDAZZLEユーザーズサイトでのみ購入可能
キャスト:DAZZLE他(公式サイトに記載)

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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