ミントデザインズ 2021-22年秋冬コレクション - 夜のサーカスを舞台に

2021年3月21日 16:53

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記事提供元:ファッションプレス

 ミントデザインズ(mintdesigns)2021-22年秋冬コレクションが、オンライン形式で発表された。

■「夜のサーカス」がテーマ

 ‟夜のサーカス”をテーマに、モノトーンの世界観を表現した今季のミントデザインズ。気分を開放するサーカスのフィジカルな躍動感や、華やかな情景をインスピレーション源に、普段の日常をショーアップさせてくれる楽し気なアイテムを制作した。完成したシルエットは、ピエロが纏うショーピースのように、ふんわりとボリューミーに。中でも‟くしゅっ”と丸み帯びたアームが、今季の特徴的なフォルムとなる。

■「サーカス」モチーフのグラフィック

 シーズンテーマを最も強く反映していたのは、‟サーカス”のモチーフを落とし込んだグラフィックだ。ドレスやトップス、ロングレギンスのパンツに現れたのは、スポットライトに照らされるピエロたちのシルエット。バンダナを‟ぺたぺた”と繋ぎ合わせたようなドレスは、遊び心溢れるパターンでありながら、計算された優雅なドレープによって、上品なムードへと引き寄せている。

■ディテールも一捻り

 また衣服のディテールにも、今季のムードを詰め込んで。空中ブランコや曲芸などにみられるリボンやロープは、首元や袖元を調節できるストリングスで表現。裾のギャザーがロマンティックなベージュのドレスには、アイコニックな‟ドール柄”のレースで切り替えるなど、ブランドならではのスパイスを加えているのも魅力的だ。

■カラーパレット&豊富なニットウェア

 カラーは、‟夜のサーカス”を連想させるモノトーンを基調に、電飾看板&ネオンサインをイメージしたイエローやピンクのネオンカラーを差し込んで。また今季は秋冬の人気アイテム・ニットウェアも豊富で、レース編みをパッチワーク状に組み合わせたニットや、縄編みのような編地が目を惹くリブニット、蛍光色の糸をアクセントにしたグラデーションニットなど、高い技術力×デザイン性を備えたラインナップを揃えている。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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