展覧会「デミタスカップの愉しみ」群馬・東京で - ジャポニスム装飾などの陶磁器約380点

2021年3月7日 17:24

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記事提供元:ファッションプレス

 展覧会「デミタスカップの愉しみ」が、群馬県立近代美術館にて、2021年4月17日(土)から6月13日(日)まで開催される。その後、東京に巡回予定だ。

■“デミタス”の装飾世界

 デミタスとは、濃いめのコーヒーを飲むために使用される小さなコーヒーカップだ。中産階級が勃興した19世紀ヨーロッパでは、コーヒー文化が浸透し、焙煎・抽出技術が発達。エスプレッソに代表される多彩な楽しみ方が広がり、デミタスの需要も増え、多種多様なデザインが作られた。

 その一方で19世紀中頃、万国博覧会への日本美術などの出品を契機に、欧米ではジャポニスムと呼ばれる日本趣味が流行。デミタスにも日本的なモチーフや構図が取り入れられた。そして優雅な曲線を特徴とする世紀末のアール・ヌーヴォー様式、20世紀のアール・デコ様式も、デミタスの技巧的な装飾に寄与した。

■ジャポニスムをはじめ多彩なデザインのデミタスを展示

 展覧会「デミタスカップの愉しみ」では、19世紀後半にジャポニスムのデザインを取り入れたカップ&ソーサーや、その影響を受けたアール・ヌーヴォー、アール・デコのデミタスを中心に紹介。市井の流行を反映したものから繊細優美なデザインまで、小さなサイズに技巧を凝らした陶磁器など約380点を楽しめる。

■展覧会概要

 展覧会「デミタスカップの愉しみ」
会期:2021年4月17日(土)〜6月13日(日)
会場:群馬県立近代美術館
住所:群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
TEL:027-346-5560
開館時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜日(5月3日(月・祝)は開館)、5月6日(木)
観覧料:一般 900円(720円)、大学・高校生 450円(360円)
※( )内は20名以上の団体割引料金
※中学生以下、障害者手帳などの所持者とその介護者1名は無料

■巡回予定

・東京展
会期:2021年8月下旬〜10月中旬

■終了した会場

・美術館「えき」KYOTO
会期:2020年11月28日(土)〜12月25日(金)
住所:京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町 京都駅ビル内ジェイアール京都伊勢丹7階隣接

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