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画像: AEGXのホームページ[写真拡大]
エイベックス・エンタテインメント(東京都港区)は1日、音楽興行ビジネスを展開する米AEGの音楽興行部門AEG Presentsと、相互補完的パートナーシップを締結、共同事業「AEGX」をスタートすると発表した。アジアのアーティストやコンテンツを世界中に届ける。
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AEG Presentsは、世界各国にアリーナシアターなどの興行施設を保有しており、フェスティバルやグローバルツアーのノウハウを持っている。エイベックスはこれを活用し、ライブ事業のグローバル展開を加速する考えだ。AEG Presentsもエイベックスのリソースとプラットフォームを活用し、日本の音楽ファンに向けて海外アーティストのマーケティングを実現する。
AEGアーティストの共同プロモーションや新たな音楽フェスティバルや興行施設の共同開発も行う。エイベックス所属・契約アーティストのみならず、アジア圏アーティストのグローバルツアーのプロモーションにも注力していく方針だ。
AEG Presentsのジェイ・マルシアーノ会長兼CEOは、「AEGXを立ち上げることで、世界を国境のないグローバルコミュニティとして見ているミュージシャンのために、真の機会を創出することが可能になる」とコメントを出している。
AEG Presentsは、アメリカに本社を持つ世界最大の総合ライブ・エンタテインメント企業であるAEG(アンシューツ・エンタテインメント・グループ)の中核事業部門。音楽ツアーの興行やフェスティバル運営、ホール、劇場経営などを行っている。年間開催イベント数は2万2000以上でチケット販売数は1億6000万枚以上にのぼる。
AEGはエンタテインメント街構築に特化した不動産デベロッパーとして、世界300会場を保有・運営している企業だ。主要スポーツ球団も複数所有している。エイベックスの黒岩克己社長は、「世界的なエンタテインメント企業であるAEG PresentsとAEGXのスタートを発表できることを嬉しく思う」とコメントしている。(記事:土佐洋甘・記事一覧を見る)
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