株安の相場展開でもドル高は継続か 住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)

2021年3月1日 17:10

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記事提供元:フィスコ


*17:10JST 株安の相場展開でもドル高は継続か 住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)
皆さん、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーター馬渕磨理子です。まずは、先週のマーケットを振り返ってみましょう。


ドル・円は2月23日に104円92銭まで売られましたが、米長期金利の上昇を意識して25日に106円43銭まで買われました。ただ、25日の米国株式は大幅安となり、26日の日経平均は一時900円超の下落となったことから、リスク選好的なドル買いは一服しています。ユーロ・円は、一段高となり、2月25日に2018年11月以来となる129円98銭まで上昇しました。ユーロ圏の景気回復への期待が広がり、ユーロ買い・円売りが活発となりました。

さて、今週のマーケットはどうなるのか?チェックすべきポイントについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

ドル・円は『下げ渋り』を予想しています。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は2月23-24日に開かれた議会証言で、『足元の米国経済の回復に慎重な見方を示すとともに、物価に関しては目標からほど遠く、達成には3年超かかる』と述べています。緩和的な金融政策は長期化するとの見方は変わっていないが、『景気回復への期待や財政支出の大幅な拡大によって長期金利の上昇が続いている』と述べています。また、『金利高は米国株式を圧迫するが、アトランタ、ニューヨークの地区連銀総裁は長期金利の上昇を特に警戒していないとの見方』を伝えています。原油など商品市況の回復も意識されており、『株安の相場展開でもリスク回避的なドル売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる』と予想しています。

ユーロ・円については『下げ渋り』を予想しています。『ユーロ圏の2月消費者物価指数、1月失業率、1月小売売上高など経済指標が注目されており、これらが改善すれば、早期の景気回復を見込んだユーロ買いが先行しそうだ』と予想しています。米ドル・円相場に大きな動きがない場合、『ユーロ・円は主に129円近辺で推移し、下げ渋る展開が予想される』と分析しています。

ポンド・円は『底堅い値動き』を予想しています。英ジョンソン政権は新型コロナウイルス対策の制限措置を6月にかけて段階的に緩和する方針を提示しました。『経済活動の再開によって景気回復は多少早まる可能性があるため、リスク選好的なポンド買い・円売りが大幅に縮小する可能性は低いとみられる』と分析しています。また、『原油価格の高値圏推移もポンド買いの手がかり材料』と予想しています。

今週の豪ドル・円は『底堅い展開』を予想しています。豪準備銀行(中央銀行)の理事会では、政策金利(0.10%)の据え置きが予想され、『1月の雇用改善などを受けてやや強めの景気認識が示される可能性があり、豪ドル買いに振れやすい』と予想しています。また、『10-12月期国内総生産(GDP)の発表でさらなる成長回復が示されれば豪ドル買い加速』の可能性についても述べています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子《FA》

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