12日のNY市場は上昇

2021年2月13日 08:10

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記事提供元:フィスコ


[NYDow・NasDaq・CME(表)]

NYDOW;31458.40;+27.70Nasdaq;14095.47;+69.70CME225;29615;+235(大証比)

[NY市場データ]

12日のNY市場は上昇。ダウ平均は27.70ドル高の31458.40ドル、ナスダックは69.70ポイント高の14095.47で取引を終了した。2月のミシガン大消費者マインド指数が予想外に低下したことや3連休前の利益確定売りが優勢となり寄り付き後、下落した。ただ、下院歳入委員会が1400ドルの個人向け現金給付を柱とする5935億ドル規模の家計支援策を可決しバイデン政権の追加経済対策成立期待が高まったほか、大統領が製薬大手ファイザー、モデルナと新型コロナワクチンの追加供給契約し全国民の接種分を確保したと発表したことなどが下支えとなり引けにかけ上昇に転じた。主要株式指数は史上最高値を更新し終了。セクター別ではエネルギーや銀行が上昇した一方で、耐久消費財・アパレルが下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の29615円。ADR市場では、対東証比較(1ドル104.94円換算)でファナック<6954>、NTT<9432>、任天堂<7974>、三菱電機<6503>、オリンパス<7733>、荏原<6361>、日本製鋼所<5631>などを筆頭に全般買い優勢の展開となった。《YN》

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