2021年こそ英語をマスター! そのために必要なたった1つの方法

2020年12月29日 17:52

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 2020年も終わり、2021年が始まる。新年の目標として英会話力を付ける、TOEICの点数をアップさせたい、などと考えられている人も多いのではないだろうか。今回は2021年、確実にあなたの英語力をアップさせる方法を伝えたい。

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■英語力アップ秘訣の鍵は目標設定

 何を隠そう、英語力を確実に付けるには適正な「目標設定」が必要となる。会社で営業成績目標を設定するように、英語力もしっかりと身に付けたいと考えたら目標設定が不可欠になるのだ。

 例えば、毎年英語が喋れるようになったらいいなと思ってはいるが、3日坊主になってしまったり、なかなか英語学習が上手くいかないという人は、目標設定が曖昧なケースが多い。なんとなく英語ができるとカッコいいなと思っているだけでは、英語がペラペラにはなれないのだ。

■具体的な目標設定の仕方

 それでは具体的にどのような点に気を付けて目標設定をすれば、英語力をアップしていけるのか。その点について簡単に解説していきたい。

●具体的な目標であること

 まず、立てる目標は具体的でなくてはならない。例えば、TOEICで具体的に何点を取るとか、英検○級を取得するなどといった目標設定を立てられると、ゴールが明確になり、達成に向けた行動を取りやすくなる。

●期間を設定すること

 具体的な到達地点を決めたら、その目標の達成期限も設定しよう。仮にTOEICで600点を取ると決めても半年で目指すのか、1年で目指すのかで必要なアプローチ方法は大きく変わってくる。

●達成可能な目標であること

 目標を決める際には、その実現性も考慮する必要がある。例えば、現時点で英語が全く喋れないのに、半年後にネイティブスピーカーばりに英語を流暢に喋れるといったことは現実的ではない。

●仕事や趣味との関連性も意識する

 仮に英語を仕事や趣味で使うシーンがあるという場合には、目標設定はその使用シーンと関連づけたものにすることが、おすすめだ。例えば職場でTOEICの点数向上が求められているのであれば、TOEICの点数目標を設定するのがよいだろう。

 また、趣味が海外旅行といった場合には、英会話力に関する目標を設定できれば、より英語学習に力が入るようになるだろう。

 実際に英語学習をしないことには英語力は身に付かないが、その英語学習を継続して、効果を上げるためには適正な目標設定が欠かせない。年末年始で休みがあるという人は、このタイミングでぜひ1度、2021年の英語の目標を考えてみて欲しい。(記事:佐藤辰則・記事一覧を見る

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