最短当日完了、ネットで証券口座開設にチャレンジ

2020年12月22日 17:39

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 資産運用には様々な種類があるが、投資信託や株式の売買をする際に、まずは証券会社に口座を作る必要がある。証券口座、または総合取引口座と呼ばれる運用専用の口座である。

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 従来の証券口座開設の流れは、有人の証券会社窓口に営業時間内に出向き、所定の手続きに則り開設していた。だが平日の昼間に窓口を訪ねることが容易ではない人たちも多い。

 そこで近年増えているのが、ネット証券会社でのオンライン口座開設である。ほとんど全ての手続きがスマートフォンやパソコンなどオンラインで完結し、早いところでは最短当日に開設手続きが完了する証券会社もある。

 最短で申込日の当日に証券口座開設が完了し、取引開始ができるのはDMM.com証券である。「まとめて口座開設フォーム」と呼ばれるサービスを利用すると、申込みに係る必要なやり取りはスマートフォンのみで完了。本人確認資料も「スマホでスピード本人確認」サービスを利用するとオンラインで即完結する。このことで、自宅に郵送物が届かないことから、日中不在にしがちな働く世代でも簡単に証券口座を開設できる。

 最短で申込日の翌日から取引可能となる主な証券会社は、SBI証券、LNE証券、楽天証券、auカブコム証券などがある。このうちのほとんどがインターネット証券会社である。いずれもオンライン完結で、開設が完結したらすぐに取引ができる。

 最短翌日から取引ができる証券会社の中に、全国に有人店舗を持つ大和証券があることは興味深い。大和証券はIPO(新規上場株)の幹事会社であることも多いため、口座開設のスピーディさと購入できる商品のラインアップの多さ、また店舗へ直接相談にもいくことができるため、これから資産運用を始めようとするシニア層でも安心である。

 各インターネット証券会社では、有人店舗がない代わりにサポート体制を強化している。例えばLINE証券では、LINEアプリの特長を生かしたサポートを行っている。LINE証券のLINE公式アカウントを友達追加し、チャット形式でカスタマーサービスオペレーターによるサービスを受けられる。

 このように、各証券会社は顧客のニーズや時代の変化に合わせて、よりよいサービス提供を目標としている。これから何か運用を始めてみようと考えている人は、まず証券口座開設におけるサービス比較から始めてみるのも良いだろう。サポート重視、申込みに係る日数が短い方が良い、など、自身の優先順位に沿って検討してみてはいかがだろうか。(記事:大野 翠・記事一覧を見る

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