17日の米国市場ダイジェスト:NYダウ167ドル安、小売売上高が予想以上に鈍化

2020年11月18日 08:07

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記事提供元:フィスコ


*08:07JST 17日の米国市場ダイジェスト:NYダウ167ドル安、小売売上高が予想以上に鈍化
■NY株式:NYダウ167ドル安、小売売上高が予想以上に鈍化

米国株式相場は反落。ダウ平均は167.09ドル安の29783.35ドル、ナスダックは24.79ポイント安の11899.34ポイントで取引を終了した。10月小売売上高が予想以上に鈍化し6カ月ぶりの低い伸びに落ち込んだため失望感が広がったほか、アマゾン(AMZN)の参入を嫌気してドラッグストアを中心に売りが広がり寄り付きから下落した。パウエルFRB議長が短期見通しのリスク上昇を警告したことも手伝い終日軟調推移となった。セクター別では、公益事業、ヘルスケア機器・サービスが大きく下落した一方で、耐久消費財・アパレルが上昇。

電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は来月21日にS&P500指数に採用されることが明らかとなり急伸。オンライン小売りのアマゾン(AMZN)は処方薬を取り扱うオンライン薬局の営業開始を発表し上昇した。一方で、ドラッグストアチェーンのCVS(CVS)やウォールグリーンブーツ(WBA)、ライトエイド(RAD)、処方薬クーポンアプリのグッドRX(GDRX)は競争激化が警戒され、それぞれ急落。ホームセンターのホームデポ(HD)は、既存店売上で増益となったが同時に、パンデミック対応のコスト上昇を明らかにし下落した。

パウエルFRB議長は、新型コロナウイルスの感染拡大で、短期見通しリスクが上昇したことを警告したほか、経済には依然財政、金融支援が必要となる可能性が強いと繰り返した。また、バランスシートの正常化を考えるのは時期尚早と主張した。

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■NY為替:ドル弱含み、パウエルFRB議長の発言などを嫌気

17日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円07銭まで下落後、104円25銭まで戻しており、104円19銭で引けた。10月米小売売上高が予想を下回る伸びにとどまり、利回り低下に伴うドル売りが強まった。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が、「今後数カ月の回復には著しい下方リスクがある」と警告したため上値の重い展開が続いた。

ユーロ・ドルは1.1894ドルまで上昇後、1.1857ドルまで反落し、1.1861ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、「ECBは手段を再修正する用意がある」と、12月の追加緩和の可能性を再確認したためユーロ売りが再開。ユーロ・円は123円83銭から123円52銭まで下落。ポンド・ドルは1.3269ドルまで強含んだのち、1.3239ドルまで下落。英中央銀行のラムスデン副総裁が、「必要な追加策をとる準備がある」との見方を示したことから、ポンド買いが後退した。ドル・スイスは0.9088フランまで下落後、0.9116フランまで反発した。


■NY原油:下げ渋りで41.65ドル、中東情勢の悪化を警戒した買いが入る

NY原油先物1月限は下げ渋り(NYMEX原油1月限終値:41.65 ↑0.08)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+0.08ドルの1バレル=41.65ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは40.81ドル−41.93ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて40.81ドルまで売られたが、世界経済の早期正常化への期待や、バグダットの米国大使館付近にロケット弾着弾との報道を受けて通常取引終了後の時間外取引で41.89ドルまで買われる場面があった。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC) 27.55ドル -0.03ドル(-0.11%)
モルガン・スタンレー(MS) 58.81ドル +0.70ドル(+1.20%)
ゴールドマン・サックス(GS)224.65ドル +2.27ドル(+1.02%)
インテル(INTC) 45.53ドル -0.66ドル(-1.43%)
アップル(AAPL) 119.39ドル -0.91ドル(-0.76%)
アルファベット(GOOG) 1770.15ドル -11.23ドル(-0.63%)
フェイスブック(FB) 275.00ドル -3.96ドル(-1.42%)
キャタピラー(CAT) 171.91ドル -1.28ドル(-0.74%)
アルコア(AA) 18.27ドル +0.61ドル(+3.45%)
ウォルマート(WMT) 149.37ドル -3.07ドル(-2.01%)《ST》

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