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加賀電子グループが独自の光触媒技術を有するカルテック社と協業
■新型コロナウイルスを99.9%分解するという試験結果
加賀電子<8154>(東1)は10月21日、グループ会社各社を通じて、独自開発の光触媒技術を活用して各種環境製品を展開するスタートアップ企業のカルテック株式会社(大阪市中央区)と、光触媒除菌脱臭機「TURNED K(ターンド・ケイ)」の販売および製造に関わる部品調達において協業することを発表した。
■エレクトロニクス商社の強みを活かし部品調達など製販両面で協力
カルテック社の除菌脱臭機「ターンド・ケイ」は、同社独自の光触媒技術により、フィルター交換が不要なフィルターを用いて浮遊ウイルスや悪臭成分を除去する世界トップクラスの除菌・脱臭性能を有している。
今般、理化学研究所の協力のもと、日本大学医学部と共同で、カルテック社の光触媒技術を搭載した機器を使用し、その機能性を評価したところ、新型コロナウイルスを99.9%分解するという試験結果が得られるなど、同社の光触媒技術が新型コロナウイルスに有効であることが実証された。
加賀電子では、新型コロナがいまだ国内外で猛威をふるっている中、1台でも多くのカルテック社製品を家庭や事業所にお届けすることが感染拡大を抑止することの一助になるものと考え、カルテック社と販売協業することとした。
国内では、同社グループ会社の加賀ソルネット株式会社(東京都千代田区)が家電量販店および小売業へのディストリビューションに加わる。併せて、製造に関しても、エレクトロニクス商社としての強みを活かして電子部品の調達をグループ各社から行う。
さらに、当社がグローバルに展開するEMS(電子機器の受託製造サービス)機能を活用して、部品調達から組立てに関わる製造業務全般での協業も視野に入れた将来検討を進めている。
カルテック社とは、加賀電子が2020年4月にグループ会社化した株式会社エクセルが同社に対してスタートアップ資金を出資していることから、その信頼関係をさらに発展させ、グループ全体として取り組むべき事業と位置づけて本格展開する。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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