「アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」二条城で、金魚が舞う超大型“動く屏風絵”など

2020年9月10日 18:22

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記事提供元:ファッションプレス

 「アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」が、京都・元離宮二条城で開催される。期間は2020年10月14日(水)から12月7日(月)まで。

■「アートアクアリウム」とは

 アートアクアリウムアーティストの木村英智が手掛ける「アートアクアリウム」とは、金魚などが美しく舞い泳ぐ姿を展示する水族アートの展覧会。誕生から14年目を迎える2020年の8月には、東京・日本橋に初の常設「アートアクアリウム美術館」も開館した。

■京都・二条城で屋外展示

 「アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」は、そんな「アートアクアリウム」の中でも、唯一屋外展示を行う展覧会。京都の伝統をモチーフにした“和の世界”を彷彿とさせる作品の中で、金魚や鯉が優雅に舞い泳ぐ。作品は幻想的な照明、音楽、プロジェクションマッピング、香などの演出が加えられており、五感で楽しむことができる。

■見どころ

 見どころは、大政奉還の舞台となった、国宝「二の丸御殿」や、重要文化財・狩野派の障壁画の歴史的意義を感じることができる超大型作品「大政奉還金魚大屏風」。日本の美術史の移り変わりを表現したプロジェクションマッピング“動く屏風絵”を、幅約5.4mにも及ぶ18連の屏風型のアクアリウム“ビョウブリウム”に投映する。

 二の丸庭園や城内を彩る季節の花をモチーフにした作品にも注目。西日本初登場となる“蓮”モチーフの作品「ロータスリウム」や、桜の花を模った水槽の中で、桜錦、桜東錦、桜琉金など、桜を名に冠した金魚たちが泳ぐ「サクラリウム」などが展示される。これらの作品と、通常は見ることができない夜の二の丸御殿のシルエットや、非公開の二の丸御殿中庭が融合する様子も見どころだ。

 その他にも、日本の伝統工芸品をモチーフにした作品や、二条城にも縁のある新作が展示される予定となっている。

【詳細】
「アートアクアリウム城~京都・金魚の舞~」
開催期間:2020年10月14日(水)~12月7日(月) ※会期中無休
開催時間:17:00~22:00(最終入場 21:30)
会場:元離宮二条城 二の丸御殿中庭・台所前庭 ※一部期間は「台所」も含む
住所:京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541

<チケット情報>

■日時指定入場券

販売場所:公式サイトでの事前販売、当日会場販売
価格:
・平日 一般(中学生以上)1,500円(税込)/子供(4才~小学生)1,000円(税込)
・土日祝 一般(中学生以上)1,600円(税込)/子供(4才~小学生)1,100円(税込)

■日時指定ファストパス付き入場券 ※優先入場が可能

販売場所:公式サイトでの事前販売のみ
価格:一般(中学生以上)3,000円(税込)/子供(4才~小学生)2,000円(税込)

※いずれも予定販売枚数に達し次第終了 ※3才以下無料 ※小学生以下保護者要同伴
※身体障害者手帳、療育手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、精神障害者保健福祉手帳等を持参の本人及び付添介護者1名は、会場販売窓口にて当日入場券の半額で購入可能。来場時には必ず証明できる手帳(コピー不可)を窓口で提示。
※一部、車椅子で走行が困難な箇所等、作品を近くで観覧できない場所がある。

【問い合わせ先】
TEL:050-5542-8600(ハロ-ダイヤル)
開設期間:9月10日(木)~12月8日(火) 8:00~22:00

画像提供:アートアクアリウム城実行委員会

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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